今日は12月14日です。二十四節気で『大雪』は7日(木曜日)から入ったので、ちょうど一週間経ちました。
今期は「予期していなかった知らせ」や「聞きたくない助言」を聴くことになったり、あなたが「つい洩らしてしまった愚痴や本音」が聞かれたくない相手に聞かれてしまったりする可能性がありました。そこで「しまった!」と焦って取った言動の結果「不平等、不公平がもたらす感情のもつれやトラブル」に見舞われたり、「判断ミスを犯す」というのが、「良くないパターン」が現れたときに予想される現象でした。
良くないパターンというのは、いつもは影に押し込めているために自分では気づきにくい「あなたの(まずい)やり方」です。無意識なので、そのパターンが自分にあるとは認識できずに他人に投影し、相手を批判することが多いです。
ということは、誰かを批判しているときは、本心では改善したいと願っていることを相手に投影している可能性もあるので、課題に気付くチャンスにもなります。
今回追加で引いたカードは『31 ゴブリン』が出ています。(画像左側) 影に押し込めている課題が表面化するかもしれません。
ゴブリンとはどんなカードかというと、人間の傷ついたプライドを表すカードです。
『31 ゴブリン』
ゴブリンのカードがあなたの前に現れる時、計画が失敗に終わるか、つまずくでしょう。
ゴブリンは恐れ、怒り、敵意、 独善、傲慢、身勝手、貪欲、 暴飲暴食、先延ばし、依存症の邪悪な呪文を囁き、あなたを堕落させようとします。
ゴブリンに出会う時、あなたがしていることをやめ、動機を確認する必要があるでしょう。
あなたは身勝手な行動をしていませんか?
未解決の過去の問題を引きずり、まだ癒す必要がありますか?
今度こそ、自分の姿をじっくりと眺めて自己評価を下し、次の一歩を踏み出すチャンスなのです。
ゴブリンは傷ついたプライドとその影響を象徴します。あなたの中に押し込められた心の闇が疼いているか、あなたと他者との力関係について警告を発しているのです。
何もしないでください。じっとしたまま、自分や周りの人に温かいエネルギーを送り、万物の聖なるつながりに思いを馳せましょう。あなたが愛と公正さに心を向ければ ゴブリンはパワーを失い、退散するでしょう。
The Wisdom Of Avalon Oracle Cards
前回のリーディングでは
・選択する基準を良心に置く。
・今期は急いで動くときではない。
・自らの選択について責任を持つこと(それは自らの力を認めることでもある)と、健全な変化を起こす勇気を持つことが大切で、その上で意識をどこにフォーカスさせるかが重要。
と書きましたか、意識をどこに向けるかについての参考になるカードとして、今回『大山くいの神』のカードが出ました。(画像右側)
この神さまは、矢に変身する神さまで、カードのテーマは『ゆったりとした男らしさ』『身体をゆるめて、的を定める』です。
矢を射るとき、的がなければ矢を放てないので、まずはどちらの方向に行きたいのか決める必要があります。細かく決めるというより、前回の言葉を使うなら「良心」に従って大筋を決めた方が良いです。
現在何かしらの不愉快な状況にいる場合、なぜそんな状況になっているのか、内省してみるタイミングです。前回のカードでは、『9 Storm Fields 嵐の草原』が出ました。
不快な混乱が周りを取り囲んでいます。 あなたが放置したことが、何か 衝突の原因になっているのかもしれません。
ちょうど 自然界で嵐が天候を急変させるように、鬱積したエネルギーを解放する必要があります。なぜなら、出来事は相反する力の間に生じた電気が物事をかき混ぜ、一時的な混乱を巻き起こすからです。
全ての嵐が破壊的なわけではありません。むしろ嵐は地上に雨を降らせ、木々に風がそよぐことで、種が広く散布され 、引き続き確実に育っていくようにすることで、自然の役に立っています。
ですから、今何があなたの内側 (あるいはあなたと相手の方との間)に渦巻いていようとも、後になればあなたのためになるということを覚えておいてください。
太陽は再び輝き、新たな成長が見られるでしょう。
物事を少し揺さぶってみることを恐れないでください。
The Map Oracle Cards
不愉快な状況をあまり怖れると、せっかくの成長のチャンスがなくなってしまいます。今期が終わると次は『冬至』です。大きく運気が切り替わるタイミングなので、この一週間でガタガタするような混乱が起きても、仕方ない気もします。むしろ、ガタガタ揺さぶりをかけられるなかで、どこに的を絞るかはっきりさせるのが今のタイミングです。
次回のカードリーディングは12月22日『冬至』になります。
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