二十四節気『清明』に入って一週間立ちました。前回の全体的なリーディングでは今期はひとつの節目でした。
今、状況から引き出せる有益なことは「迷いや葛藤を正面からみつめること」そして、「何をすればいいのかわからない場合は客観的アドバイスをくれる専門家から助言をもらうという選択もある」ということでした。
分野としては「仕事や金銭問題、健康」ですが、『あなたは自分がやっていることに情熱を傾けていますか?』『日常を楽しんでいますか?』というのが本質的な問いかけでした。
今回のカードリーディングでわかるのは、あなたは何らかの問題に気づいて対処しようとしているようですが、方向性にズレがあるようです。

19 『竜の隠れ家』逆位置
赤旗を無視してはいけません。
心を傷つけるレッスンにそそのかされてはいけません。
誘惑と陰謀が満ちています。気をつけてください。
というのも、あなたはこの特別な挑戦には勝てないからです。
欲望や切望に対するこの優しい忠告を心に留めておいてください。
この警報を無視したら、竜の隠れ家が近くにあるほとりをぐるぐると歩き回ることになるでしょう。
あなたの宝物は他にあるので、別な道を選びましょう。
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また、現在取り組むこととして、以下のカードが出ました。

48 願いの井戸 逆位置
今は人生に何か、特に自分の理解できないように思えることを引き起こそうと無理強いする時期ではありません。
宇宙があなたに提供してくれるものを要求することはできません。
叶わない願望は、突然、強迫観念の破壊的な炎を燃やします。
一歩後ろに退いて深呼吸し、欲しいものから 注意をそらしましょう。その代わりにあなたに何が必要か問いかけてみましょう。
見えない存在たちだけが、願望、 ひらめき、そして具現化された形がどのように並ぶかを知っています。
コインが井戸の底にある暗い水たまりの神秘の中に消えたら、信念を持ちましょう。
希望的観測に耽らないでください。
要求するのではなく、スピリットと共に共同創造しなければならないのです。
それでも欲しいものを手に入れるかもしれません。
人生は選択で満ちていることを決して忘れないでください。
願い事をしましょう。でも スピリットがあなたの願望を満たす 魅惑的な方法については オープンでいてください。
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このふたつのカードが表すのは、あなたの願望が間違っているわけではない。希望は大切ですが、ゴールを急ぐと危険です。早く結果が出るように焦る気持ちは、あなたが一区切りつけたはずの「昔のやり方」に逆戻りさせてしまい、「新しいスタート」を切れなくさせるようです。
折しも4月17日からは土用に入ります。毎回書いていますが、土用は「粘り強くタイミングを待つ」苦しい時期です。
ただ、この時期をうまくやり過ごせたら、新しいスタートはうまくいきます。
昔、マラソンで「足が痛かったり、走るのが苦しいときはどうすればいいですか?」とマラソンを走るのが苦しくて聞いてきた人に、その人の先生役で同行して走っていた人が「騙しだまし走るしかない」「なんとか走るしかない」とアドバイスしていて、「先生、それしかないんですか!」と言われていたのが印象に残っています。どうやら今期後半はそんな時期みたいです。

時には克服できない障害物のように見えるもの、成功から切り離してしまう巨大な山のようなものに遭遇することがあります。
登ろうか、それとも 掘り進もうか…。しかし、なぜそんな危険で退屈な方法をとるのですか?
山の周りを自然に流れる川のようになりましょう。
周囲の簡単な方法を選べば、 障害物を比較的素早く通ることができるでしょう。
今は、環境に適応する時期です。
もし山を登ると決めたら、一度に一歩、次の正しい行動を選ぶことを忘れないでください。
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前回はタロット大アルカナ最後のカード『21 世界』が正位置で出ていました。それは『揺るがない自己肯定』を手にすることであり『ひとつの区切り』です。
土用に入る今期後半は、なるべく気持ちをゆったりさせて、強迫的に『この山を登らなければならない!』と考えないようにしましょう。
5月5日は『立夏』、この日から夏がはじまります。今回の土用は春の土用、春の終わりです。春の名残りを味わって、美しさを発見する日々をお過ごしください。
次回のカードリーディングは4月20日『穀雨』になります。
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