『雨水』2月18日~3月4日のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

2月18日(火曜日)から二十四節気2番目の節気『雨水』に入ります。雪が雨に変わり雪解けを促す頃、春一番が吹くのもこの時季になります。また『雨水』は農耕の準備をはじめる時期の目安にもされていました。

この時期の「春泥(しゅんでい)」という言葉は、雪解けによってぬかるんだ春の地面を意味します。軽快に歩きだすことはできず、無理して進めば靴が泥だらけになってしまい、厄介なことになります。でも、今は草木が芽生える準備期間と捉え、リラックスして過ごすのには良い時期です。今回引いたカード展開を一言で表すならまさに「春泥」です。

カードをみると、今期は「何か新しくはじめたい」という気持ちや、ロマンを追い求めたいような気持ちが湧きあがってくるようです。(『カップのナイト 正位置』画像一番上)

それ自体は良いことですが、ともすれば、現在欠けているものに意識が向かってしまい、欠乏感でいっぱいになる怖れもあります。(『3 女帝』逆位置 画像一番下)

今期危険なこと、気をつけることとしてペンタクルのキングが正位置で出ています。(画像左端)

ペンタクルのキングには、富、成功、快楽、安全という意味があります。このカードが「極めて用心すべき何か」を表す場所に出ているということは、シンプルに考えると「富、成功、快楽、安全を目指してはいけない」となります。

「状況から引き出せるパワフルな何か」を表す場所には『ペンタクルの7』が正位置で出ています。

カードの絵の中の男性はどう見えますか?満足感?それとも不満足?十分な仕事のあと、休憩を取っているのか、それとも、まだしなければならない仕事のことを心配しているのでしょうか?

このカードが出たときに大切なのは、あなたがこの人物をどのように見るかです。

いずれにせよ、この男性は仕事の手を休めてあれこれ考えています。半分土に埋まっている園芸用具に寄りかかる姿から、仕事が人生の中心になっている人を示唆する面もあります。

また、現在がプロジェクトとプロジェクトの合間にあるとき、このカードが出てくることも多いです。このカードに対してアンソニー・ルイスは『あなたの富のあるところにあなたの心もある』Where Your Treasure is,There Also Your Heart Will Beという『マタイによる福音書』の言葉を上げています。あなたにとって「富」=「豊かさ」とは何ですか?という問いかけの意味も含まれています。

現状からあなたが引き出すことができる有益なことは、具体的には以下になります。

作業の途中で手を休めた農夫が、進捗状況を評価して、次の行動を計画している。彼はこの段階にたどり着くまで熱心に働いてきた。最終的に自分の努力が報われることもよくわかっている。おそらく、今の時点で他にやっておくことはないかと考えているのだろう。

こちらがどんなに焦ったところで、蒔いた種の成長は早まらない。丹念な世話をして、責任を持って育て、自然のサイクルを尊重することで、豊かな作物が実る。

このカードと関連付けられた土星は厳格な指導者で、最終的に私たちに値するものを与えてくれる。聖書に書かれているとおり、「人は自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのだ」 ガラテヤの信徒への手紙6章7節

アンソニー・ルイス『タロット事典』

最初に今回のカードリーディングのテーマは『春泥』と書きました。焦って進もうとすれば足をとられますが、この泥は養分がたくさんある豊かな土です。あなたはそこにどんな種を蒔きますか?あなたは何を収穫したいですか?その問いかけへの答えを見つけることが今期有益なことです。将来豊かな作物が実ることは確かなので、信頼して自分のやるべきことをやるのも大切なことです。

最後に今期「何をするべきか」を表す場所に出たカードは「カップの10 逆位置」でした。

カップの10は幸せなカードですが、これが逆位置で出ているということは「あなたに与えられている人生が幸せなことに気づいていない、わかっていない状況」を表します。カップの10は家庭を現してもいるので、家庭に意識を向ける必要があるのかもしれません。あるいは、あなたの周囲や、現在持っているものに対して感謝を忘れていると警告しているのかもしれません。批判ばかりしていないか自分を省みるタイミングのようです。

カップの10 逆位置

家庭問題、家庭内の分裂、家庭の中の悲しみの感情に光を当てている。別の人間関係にも多少の衝突と緊張が生じている可能性がある。充足感を得られないか、心からの望みがかなっていないのかもしれない。さもなければ、欲しいものを手に入れたのにそこに何かかけていることに気づいたのだろう。

虹の彼方まで行っても願いは叶わない。クロウリー はこのカードについて、望んでいたものを全て手に入れてからそれが本当に望んでいたものではなかったことに気づき、これから報いを受けることになると語っている。

アンソニー・ルイス『タロット事典』

まとめると、今期はある種の停滞が見られます。物事が完成したり、評価を得る時期ではありません。むしろ未完成であることが良いことのようです。

今はプロジェクトとプロジェクトの間です。現在のプロジェクトを先に進めるか否か、しっかり現実と向き合うときです。状況を見直して戦略的行動をとる必要もあるようです。

そのときに大切なのは、『一番欲しいものにYes と言う』こと。

一番欲しいものは自分にふさわしくないと、どこかで思っていませんか?

そのために、批判ばかりしていませんか?

自分の人生を見直して、大胆な棚卸しをする時期のようです。

良い日々になりますように。

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