『霜降』後半(2023年10月29日~11月7日)のメッセージ

オラクルカードメッセージ

今日は10月29日(日曜日)です。二十四節気だと『霜降(そうこう)』で、季節は秋の終わり、秋の土用になります。土用は季節の変わり目で季節と季節をつなぐ「調整」の時期ですが、土の力が強すぎてトラブルが起こりやすい時でもあります。

前回引いたカードでは、終わっていくものは終わらせる時期で、このタイミングで2023年に起きたことや自分自身について内省することが大切でした。

今回引いたカードは、画像左側が『27 The Earth faery 土の精』で、右側が「ネトル(イラクサ)」になります。どちらも注意を促すカードです。

『27 土の精

体の健康 ・グラウンディング・土台

このカード(土の精)はあなたの健康と肉体に関する全てに注意を払うよう伝えています。おそらくあなたは運動をする、あるいは特に食事に気を配る必要があるのでしょう。あなたは十分な睡眠をとっていますか?

土の精は、五感が喜ぶことを実行するよう、あなたに催促しています。

土の精が現れる時、彼女は頭を空っぽにして肉体にきっちり入るよう、あなたに命じています。何度も同じ分析をすることに多くの時間を費やすのやめましょう。

あなたが 母なる大地に抱かれているように、あなたの心はあなたの肉体に宿っていることを自覚してください。

グラウンディングをして、あなたは生きている地球の一部だということを思い出しましょう。

土の精のもう一つのメッセージは、あらゆる行動の土台をしっかりと築くことです。プロジェクト、人間関係、ビジネスのアイデア、家庭は、全て揺るぎない安定した土台の上に築かれるべきです。あなたが求めれば、土の精は必ず手を差し伸べます。

The Wisdom Of Avalon Oracle Cards

どうやら、今期は健康に注意した方が良いようです。考えすぎたり、状況を分析しすぎることに陥りやすいため、身体のケアが疎かになり、負担がかかっているのかもしれません。

ただ、前回のリーディングとあわせて解釈すると、現時点で身体に不調があったり、これから体調を崩すようなことがあった場合、「今のまま突き進む」ことはやめた方が良いというメッセージでもあるようです。

同じことを考え続けるのも、「今のまま突き進む」ことになるので、一旦止まりましょう。

「今のまま突き進む」というのは、具体的には何か新しいことをはじめるタイミングではありません。先行きが見えなくて不安だと、流れに身を任せるより、状況をコントロールしたい気持ちが強く出ます。また、目的を持つのはよいことですが、あまりにもきちんとした「目的」があると、自分の見方を変えるよりも「目的」に自分の見方を近づけてしまって「ものが見えていない」状況になりがちです。

今は、というか、今年は「見方を変える」のがテーマなので、今後については細部まできちんと決めない方が良いのかもしれません。今は根っこの部分を育てる時、土台作りに時間を費やす時期です。

対人関係でも注意が必要です。自分ではそのつもりがなくても、冷静さを失いがちです。

たとえば、ずっと思い悩んでいることがあり「どうしてもあの人には自分の気持ちをわかって欲しい!」とあなたが熱く思っている場合、少し止まった方が良さそうです。適度な距離を保ちながらの交流が大切です。

もう一枚のカードに「ネトル」が出ています。ネトルとは植物のイラクサのことですが、意味は以下になります。

このカードはあなたに、自分で定めた境界線を守るよう警告しています。

警戒と注意を忘れずに対処すべき状況があるようです。十分に気をつけましょう。自分に優しく接し、自分を守る心配りをしましょう。

イラクサ は母親が子供を守ろうとする気持ち、そして精神世界的な守護の力を宿す植物で、受容性と柔軟性を高めます。有害なエネルギーから守ってくれるハーブであり、深いレベルで物事を育み、健やかな形の境界線を教え、ネガティブなものや危険なものは遠ざけてくれます。

エンジェルドリームオラクルカード

もし辛い状況の場合、それが自分の状況であったとしても、フィクションのドラマを見るように、離れた視点で観賞すると、見えてくるものがあります。あなたが対処できるのは、自分の領域だけです。他人への口出しは、たとえ善意でもやめておきましょう。もしかしたら自分を卑下したり、過小評価していることが他人の領域が気にかかる原因にあるかもしれないので、そのあたりも内省するタイミングかもしれません。

現時点でのあなたの考え方、感じ方も変化しそうなので「今、感じていること」自体と距離をとり、頭を冷やす時間を持った方が相手のためにもなります。

ちなみにイラクサとはこんな植物です。

アンデルセンの「白鳥の王子」というおはなしでは、白鳥に変えられた王子たちを人間に戻すためにイラクサでベストを作るというエピソードがあります。イラクサは、細かい刺がたくさんあり、とてもじゃないけど痛くて触れないです。ただ、とても体に良いハーブで、浄血と造血の目的で使われてきました。アレルギーやリウマチにも良く、体質を改善してくれます。お茶で飲む場合、すごく美味しいわけではありませんが、そこまでクセもないので飲みやすいです。

話を戻すと、これから立冬までは、神経過敏で体調まで崩しやすい時期です。その過敏さが人間に向けられると苦しみを産みますが、花鳥風月という自然に向けられると、感性が磨かれます。

今期はなるべく自然に触れて、静かな環境に身を置くことをおすすめします。

ちなみに今日は満月です。先程庭に出たら、秋の澄んだ空気の中、蚊に刺される心配もなく月を眺められました。夏の間、全く草むしりをしなかったので、雑然とした庭になってましたが、ホトトギスの小さな紫の花が咲いていたり、伸びきったミントやレモンバーベナなどのハーブに触れると良い匂いがしました。あまりに月が綺麗だったので、写真を撮りました。

次回のカードリーディングは11月8日『立冬』になります。

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