冬至タロットリーディング(2025年12月22日〜2026年1月4日)

オラクルカードメッセージ

12月22日には冬至を迎えます。
一年で最も夜が長く、
光がいちばん内側へと沈み込むとき。

冬至のリーディングは、
「今どうするか」よりも
これから何が始まるのか
――来年への予告として読むのがふさわしい節気です。

今回引いたカードは、以下の5枚。

  1. カップの9・逆位置
  2. ソードのペイジ・逆位置
  3. 法王・正位置
  4. ワンドのクイーン・逆位置
  5. カップのナイト・正位置

一見すると、
少し分かりにくく、
矛盾をはらんだ配置に見えるかもしれません。

けれどこのリーディングは、
来年が「火の年」であることを前提にすると、
とてもはっきりとしたメッセージを語り始めます。

それは――

外側の正しさや評価から離れ、
内側の感性と信頼に火を灯し直す冬至


1枚目:意識していること

カップの9・逆位置

「満たされたはずなのに、どこか落ち着かない」

願いが叶った。
一区切りついた。
成果も出た。

それでも心が静まりきらない。

カップの9逆位置は、
満足の“形”はあるのに、
感情がまだ追いついていない状態を示します。

これは失敗ではありません。
むしろ、

「次の段階へ進む準備が整った」

という合図。

満足しきれないのは、
欲が深いからではなく、
魂がもう次の景色を見ているからです。

👉 冬至は
「満たされているはずなのに、何かが違う」
という感覚を正直に認めるところから始まる。


2枚目:無意識にあるもの

ソードのペイジ・逆位置

「言葉と判断を、いったん保留にする」

ソードのペイジは、
思考・言語・情報・理解の入口。

それが逆位置で出たということは、

「考えが足りない」のではなく、
考えることが、今の主役ではない
というメッセージです。

来年は火の年。
火は、感情と行動の距離を一気に縮めます。

このタイミングで
言葉や判断を先に出すと、
言葉がそのまま火の燃料になる。

だからカードは言います。

――まだ言語化しなくていい。
――まだ結論を出さなくていい。

これは沈黙ではなく、
成熟の時間


3枚目:危うし

法王・正位置

「教えに従う側」で居続けると、次の扉が開かない

教えや方法論が危うしの位置に出たのは、
「それに頼り続けること」が問題なのではなく、
もう一段深いところで、
自分の感覚を信じる段階に入っているという合図です。

本来、法王が「危うし」に出るときの意味は一つ。

「正しすぎることが危険」

  • これまで学んできた理論
  • 師や体系、方法論
  • 「こうあるべき」という倫理

それ自体は間違っていません。
でも 今の段階では、それに留まることが停滞になる。

これまで学んできたこと、
大切にしてきた教えや体系は、
すでにあなたの中に根づいています。

だからこそ今、
それを外側の答えとして持ち続けたまま
次へ進もうとすると、
魂が固まってしまう。

法王が示しているのは、
教えの否定ではなく、
教えを内在化する段階への移行

冬至は、
光を外から探す時期ではありません。

内側にある光を
引き受け直す節目です。

👉 教えはもう、
守るものではなく、内側に溶かす段階に来ている。


4枚目:幸運よ!

ワンドのクイーン・逆位置

「情熱を外に出さなくていいことが、幸運」

ここが、今回もっとも誤解されやすいポイントです。

ワンドのクイーン逆位置は、
一般的にはあまり良い意味で語られません。

  • 自信過剰 or 自信喪失
  • 外向きの情熱が暴走 or 枯渇
  • 周囲に認められようとして疲れる

…たしかに「良い人物像」ではありません。

でも、今回それが幸運の位置にある。

これは

「外に向かって燃えようとする火が、
いったん裏返ること」そのものが、
今回の幸運

つまり、

  • 外で輝こうとしない
  • 誰かを鼓舞しようとしない
  • リーダー役・盛り上げ役を引き受けない

それが、魂を守る

この位置が示すのは、
気分の良さや成功ではなく、
魂が最も助けられる要素です。

つまり今回の幸運とは、

情熱を見せないこと、
使わないこと、
外に振りまかないこと。

それ自体が、
今の魂にとって最大の追い風なのです。

火は消えていません。
ただ、前に出ていないだけ

ここは、前回までの流れと一致

  • 立冬:ワンド6逆(外側の評価を手放す)
  • 大雪:火は内側で守られる
  • 冬至:ワンドのクイーン逆が「幸運」

つまりこれは、

**「火を見せないこと」
**
「情熱を外に使わないこと」
**
が、今いちばんの追い風

という一貫したメッセージなのです。


5枚目:アクション!

カップのナイト・正位置

「静かに、心が動くほうへ」

そして行動の位置に出たのは、
カップのナイト。

彼は勢いよく現実を動かす存在ではありません。
夢見がちで、繊細で、ゆっくり。

でも彼には、
とても大切な資質があります。

自分の心が動いたものを裏切らないこと。

今回の配置では、
火(ワンド)は逆位置。
水(カップ)が前に出ています。

一見すると、水は弱く見えるかもしれません。
でもそれは、負けているのではなく、
邪魔されていないということ。

情熱で押さない。
正しさで固めない。
勢いで決めない。

その代わりに、
心が静かに動いた方向へ、
ゆっくりと進む。

それが、この冬至から始まる
「行動」の定義です。

👉 行動とは、

  • 無理に決断することではなく
  • 主張することでもなく
  • 前に出ることでもない

「感性を信じて、ゆっくり差し出すこと」

  • 書く
  • 語る
  • 差し出す
  • 招く

感情を“扱える形”にして、
丁寧に世界に渡していく。

2026年の扉は、
情熱より先に「優しさ」で開く


補足コラム

火の年に、なぜ「動かない」ことが祝福されるのか

来年は丙午という火の年。
火は変化が早く、反応が鋭い。

だからこそ、
そのまま行動すると
怒りや焦り、闘争心が前に出やすくなります。

今回のリーディングでは、

  • 火はあるが、前に出ない
  • 言葉(ソード)は逆位置
  • 行動は水から始まる=水(感受性・夢・内的な動き)を先に行かせる。

という配置が、はっきりと示されました。

これは
「止まれ」という意味ではありません。

内側を安定させる時間を持て
という、最高のサインです。

言葉は、
水と火が内側で整ってから使うもの。

今はまだ、
言葉にしないほうが正確な段階。

沈黙は後退ではなく、
構造としての準備なのです。

👉火を「使う」前に、火を「飼いならす」年


結びに

来年は火の年。
けれど、

火をそのまま使わないこと。
火を外に振りまかないこと。
火の燃料を見極めること。

それが、
本当に強い火の使い方です。

具体的には

  • すぐ言わない
  • すぐ決めない
  • すぐ戦わない
  • すぐ仲間にならない

その代わりに、

  • 水で感じる
  • 心が静かに動くのを待つ
  • 言葉を選ぶ
  • 火の燃料を見る

これは弱さじゃなくて、
高度な火の使い方

今回の冬至リーディングは、
「来年、どう成功するか」じゃなくて、

どうやって燃え尽きずに、
本物の火だけを残すか

を教えてくれていると思います。

来年は変化が急激になる一年となりそうです。

そのため、未来に対する不安から、多くの人がリアルな世界やネットの世界で、仲間を求める傾向が出ると思われます。

だからこそ、「なにを燃料に燃えているか」の見極めが大切になります。

火は「共鳴」しやすい。=燃え広がりやすい
だから来年は、

  • 怒りに共鳴
  • 不安に共鳴
  • 正義に共鳴
  • 被害者意識に共鳴

が、一瞬で広がるおそれがあります。

SNS時代だと特にそうです。

だから
**「誰とつながるか」より、
「何を燃料にしている火か」**を見る必要があります。

この冬至は、
燃え上がる前の静けさ。

水が先に進み、
火は内側で守られる。

その順序を守る人だけが、
来年、本物の火を使えるのだと思います。

静かな冬至の日々を。
良い年の始まりになりますように。

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