冬至(12月21日~1月4日)のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

今日から二十四節気で22番目の節気『冬至』に入ります。今日は一年でもっとも昼が短く夜が長い日で、夏至に比べると夜は5時間ほど長くなります。寒さは厳しくなっていきますが、この頃を境に夜は短く、昼は長くなっていきます。そのことから、「一陽来復」といって、運気が上がってくると言われています。

そんな大切な区切りである冬至ですが、カードを読むと、個人的運勢というより、もっと大きな流れを伝えているようです。カードをそのまま読むと、地球という惑星自体がいわば「身体の不調」を抱えていて、その偏りを修正する段階に入ったため、地球に生きる生物(人間も含む)にも影響が出ているようです。

地球のエネルギー

地球は今、エネルギー変化のただ中にあり、あなたの敏感な体もそれを感じ取っているでしょう。あなたは一人ではありません。他の人たちの助けを受け入れましょう。

あなたの敏感な身体は、地球の変化をキャッチしました。今、地球のあちこちで、肉体的、感情的な不快感をもたらす出来事が起きています。でも安心してください。アガパンサスの花はこうした変化に耐えるあなたを支えるために存在しているのです。

地球は変化の時を迎えています。 でもこれはごく自然な成長の過程なのです。人口の変化とともに、地球が求めるものも変わります。エネルギーの変化によって病気にかかりやすくなり、今のような状況に置かれることになるのです。

あなたがこのカードを引いた理由は、地球との絆がこれ以上なく強まり、あなたの地球の環境に関して先を見越した行動が必要なことを知らせるためです。

フラワーセラピーオラクルカード

冬至は天地のエネルギーが回復に向かい、死んでいたものたちが再生のきざしを見せはじめます。そのため一年のはじまりを冬至にするという考え方もあります。そういう意味で今回のカードリーディングは、来年の予告という位置付けにもなりそうです。

タロットではソードの4が出ています。

このカードはふたつの解釈が成り立ちます。ひとつは、身体が弱っており休養した方が良いのになかなか休めない状態であることです。他のカードとの関連でみると、このままいくと健康状態を悪化させる怖れがあります。今期のテーマに「自分の撒いたものを刈り取る」というのがあるので、あまりに身体の声に無自覚だと、強制的に休まざるを得ない状況になりそうです。

二つ目の解釈は、すでに静養しているか、世の中から一歩退いた状況にある人は、活動に戻る時がきました。エネルギーが充電されて、諦めたことを再開したり、新たな目標を掲げる力が蘇りつつあります。

どちらの解釈に当てはまるかは、現時点での身体の声に耳を傾けることでわかります。

いずれの解釈でも、過去から引きずっている仕事や恋愛、教育などについて刷新することが重要になります。休養前の自分の価値観で世界に戻るのではなく、過去の思い込みから自由になって世の中に復帰できるかが問われています。

『ソードの4』逆位置は「世界へ復帰していくこと」を表しますが、それが静かにやって来るか、急にやってくるかはわかりません。いずれにしても、今まで属していた安全な領域から未知の領域に踏み出すことになるので、注意深さが必要です。不注意な冒険の時ではありません。

また、タロットでは『11 正義』が正位置で出ています。

このカードは、あなたに起きている出来事は、過去の状況とあなたの下した決断によって引き起こされたので『起こるべくして起こった』ことを伝えています。同時に、現在の状況から学んだレッスンが未来を変えていく可能性も示唆しています。

具体的には、今期は無謀なチャレンジをするよりも、冷静で客観的であることや、正しい考え方、常識を考慮した言動が幸運を運んでくるようです。

今期は年末でもあるので、片付けの時期でもあります。

冬至は太陽の高さが低くなるため、部屋の奥まで陽が射しこむようになります。風水では太陽の光は厄を蒸発させると言われています。体調を崩してまで大掃除しなくても良いですが、窓を綺麗に掃除して太陽の光をいれるのは開運アクションになります。

また、家の中だけでなく、今年を振り返り心の中もお片付けするのも大切なようです。

このカードも何回も引いています。

なぜ過去を思い出させるものにしがみついているのですか?

家の中は幸せでない記憶をもたらすもので散らかっていませんか?

修理する必要のあるような壊れた人々を惹きつける傾向がありませんか?

もし、このタイプの感情のプロジェクトに関わっているのなら、今すぐやめて「家を掃除」しましょう。

必要とされることは、あなたが本当に必要なものを持ってきません。

たとえあなたが元々、物質的、感情的に過剰なお荷物を手放すことを拒んでいても、後になれば手放したことで驚くほど快適な気分になるでしょう。

手放しましょう。そして宇宙が何かより良いものをもたらしてくれるのに任せましょう。スペースを作りましょう。宇宙は「空っぽ」の状態が好きではないので、あなたが家を掃除したことに呼応するかのように、あなたに一番役に立つものであなたの家を満たしてくれるでしょう。

The Map Oracle Cards

次のカードも、過去を手放し、古い感情から生じる痛みを解き放つことを伝えています。

最近のカードは、感情を癒すことばかり伝えています。今期のカード展開は健康に注意とも伝えていますが、このカードは「心臓に気をつける」という意味もあるので、心臓、循環器、血流も気をつけたいところです。

冬至のカードリーディングから来年の予告を読み取くと、最終的には良い年、それも経済状況が改善する兆しがあります。現時点では到底信じられませんが、カードだとそう読めます。でもその前にストレスで一杯の状況が現れるかもしれません。

「この門をくぐる者はいっさいの希望を捨てよ」というのはダンテの『神曲・地獄篇』の言葉ですが、タロットのカード展開をみると、その言葉を思い出します。希望といえば、パンドラの箱を開けたらあらゆる厄災が出てきたのであわてて箱を閉めた、最後に希望が残ったという話で知られています。でもそれは原典では違っていて、箱の中に残ったのは「予知能力」だそうです。もし人間に予知能力があり、何が起きるかわかっていたら絶望しかないだろう。でも人間には未来を予知することはできないので『希望が残った』というのが本当らしいです。

カードが伝えるように、地球が変化する時期に入ったとしたら、これからも地震や水害などが起きる時期が続くのかもしれません。いわば、パンドラの箱が空いた状況です。でもそれは「神の領域」で人間がどうこうできる話ではありません。

タロットで『正義』が出る場合、幻想を捨てること、思い込みを捨てることが大切です。なぜならリアルに評価が下されるので、勝手な思い込みは崩れます。

幻想は大抵の場合、欲望と結びついていますが「その欲望もアップデートするときです」というメッセージが今期のカード展開に隠れている感じがします。

欲望は生きる情熱にもなりますが、どの欲望も意外と没個性で、世間から刷り込まれたものであることが多いです。そんなものに振り回されて人を羨ましく思ったり、愚痴をいったりするのは馬鹿馬鹿しい話です。そういうリアルな視点を失うことなく、どんな出来事にも必ず良い面があるので、その良い面に焦点を当てられるかが問われています。

「バイブレーションを高めて、直感を受けとる」ことを勧めるカードも出ています。

バイブレーションを高めるには、いっさいの批判をやめるのが一番効果があると思います。批判はバイブレーションを下げるし、批判する人は自分自身に対しても批判ばかりするので、ハートで受け取った直感を信じられず、行動できません。

思い込みの眼鏡を外してありのままに物事を見ること、現状で最善を尽くすためにもバイブレーションを上げること。それには、批判ではなく状況の肯定的な面を見つけて、あなた自身は良い気分でいること。そんな生き方をしていると経済状況も改善するし、結果も出せるというのが冬至のカードリーディングであり、来年の予告になるようです。

良い日々になりますように。

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