啓蟄(2024年3月5日~19日)のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

3月5日(火曜日)から二十四節気で『啓蟄(けいちつ)』に入ります。啓蟄の蟄は「ちゅう」の慣用読みで、虫などが地中にかくれているという意味です。それが啓(ひらく)ということは、冬眠していた生き物が目覚め、地中から出て太陽の光を浴びる頃という意味があります。

立春後に初めて鳴る雷を初雷(はつらい)と言いますが、これは別名「虫出しの雷」とも呼ばれます。雷の音に驚いた虫たちが驚いて土の中から這い出してくるのだろうと考えたことから名付けられました。日の光も強くなり、ますます春本番に近づく頃です。

カードを見ると、やはり前回の「雨水」の流れが続いています。正確には、この流れは旧暦で言う年末である1月の終わり頃から続いています。具体的には

・「今、これしかないと思い込んでいること」以外に選択肢がある。今までとは違う新しいスタイルを選ぶとき。

・あなたがいつもやっていることを違うやり方でやってみることや、あなたの境界線を越えて普段の振る舞いの殻を破る「冒険」を選択してほしい。

というメッセージでした。啓蟄は春雷がひときわ大きくなりやすい時期です。カードの流れを見ると、なかなか選べないあなたへのウェイクアップコールとして雷の音が鳴り響きそうな予感がします。今期は表面だけ見れば「ガタガタして落ち着かない」ために、「さっさとここから立ち去りたい」思いに駆られるようです。

でも、「私はこれが好きではない。むしろ嫌いだ」という好き嫌いの感覚がはっきりすることによって、自分は何が好きなのか、どういう生き方をしたいのかがはっきりします。そのために今期はあります。何が自分にとって「もはや役立たない」ものなのか、腹の底からわかることが大切なようです。今期のカードで一番大切な一枚は以下です。

いまのあなたの状況は、この人生で体験すべき必要な学びです。

このカードは問題が多い状況から逃げ出すことがないよう、あなたを導いています。

今の時点で何が起きていようと、あなたがどのような 困難を強いられていようと、それはあなたにとってこの人生で体験すべき必要な学びです

楽しいとは感じられないでしょう。

そしてその状態はまだ続きます。

天使たちは、今は極端な行動をしないよう語りかけています。

これはあなたが求めていたものとは正反対の言葉かもしれません。でも今の状況を耐えることで得られるものは、この先の人生で かけがえのない財産となります。

いつの日か、あなたは今の状況を天使と同じ視線で見ることができるようになるでしょう。

変化を起こすべき時が来れば、無視できないほど明らかなサインによって正しきタイミングを知ることになります。

lndigo Angel Oracle Cards

すべてのカードから読み取る今期の流れは、過去を持ち越さず、ゼロになることを促しています。

そのためには、逃げずに過去をはっきり認識することも避けて通れません。本当に「そのやり方」はあなたのためになっていたのか、なっていなかったと理解すると、はじめて違う道を選択できます。

今期は「もうやめた!」とはっきりわかる「何か」のため、不愉快な状況を味わいつくす時のようです。

その「何か」とは、あなたが欠乏を感じ、そのためには「これが必要なんだ!」と思い込んでいることやモノ、人間関係です。

逆位置で現れる時は、おそらく、愛のつながりに調和が取れていないという合図です。

親密な付き合いがあなたから退いていきましたか?

あるいは、あなたが相手の人から離れようとしていますか?

切望したり、恋焦がれるのは、愛にとって間違いであることがよくあります。

実際そのような思いは欠乏の合図です。

おそらく、感情に取り組むワークを全てやって、空っぽの井戸に水を注いでいるところでしょうか?

今 枯渇感を感じているのではありませんか?

知ってください。真実の愛はあなたを否定することはありません。本当にあなたのための愛なら、決してあなたを通り過ぎたり、こんなにたくさんのエネルギーを必要としたりしません。

決めなければならないことや争い、勝たなければならないという重荷を肩から下ろし、愛が自分の中を流れるのに任せましょう。

真実の愛は、いつも相手の方の中に映し出されていて、その中に愛を見つけられます

The Map Oracle Cards

今現在、あなたが疲れを感じている場合、どこかで無理をしていませんか?

あなたが取る行動は、信じていることとつながっていますか?

「言っていることとやっていることが違う」「理想としていることとかけ離れた行動をとっている」のは、本当はものすごく疲れることなのだと思います。どうしてそんなに疲れても、「どうしてもやめられない」かについては以下のカードです。

このカードが意味するのは、「あなたの願望は蜃気楼のようなもので実体がない」という警鐘です。あなたは砂漠を通っていて、井戸を求めて歩いています。でもあなたが遠くに見ているその井戸は空っぽで、何も与えてくれないようです。

「やらなければならないことは何もない」という地点に立つことをおすすめします。なぜなら、何もしなくても「あなたは特別な存在」だからです。

自分を信じる

今あなたができることは自らの可能性に気づくことです

このカードを引いたとき、天使たちが自分たちと同じ視線であなたに自分という存在と可能性を見つめて欲しいと願っています。

天使は、あなたという人を無限の可能性を宿す無限の存在として捉えています。

今この瞬間にあなたができる最も大切なことは、自らそれに気づくことです。

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タロットでは大アルカナ0番の愚者が出ています。

このカードが現すのは「無からのスタート」です。「私は何も知らない」という場所から、経験を通して気付きを得ていきます。

ここで強調されるのは、先が見えない不安より、自分の可能性を信じ、軽やかに前進する姿勢です。

次にはワンドの8とカップの2が正位置で出ています。これは安心して大丈夫!というメッセージです。

今期は不安になるような胸騒ぎがしたり、次々といろいろなことが起きるかのように感じるかもしれません。でもすべては「良きこと」のため。人間の力が及ばぬ自然の流れを信頼することが大切です。

今期の終わりには、あなたは自分の生き方がはっきりし、迷いがなくなり、心の安定を得られそうです。

良い日々になりますように。

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