夏至(2023年6月21日~7月6日)のカード(追加)

オラクルカードメッセージ

今日は6月24日(土曜日)です。二十四節気だと『夏至』です。画像は夏至の日にひいたカードです。左側がThe Wisdom of Avalon Oracle Cards、右側がMermaids and Dolphins Oracle Cardsになります。前回は、三種類ひいたカードのうち、デイリーガイダンスオラクルカードについては何も書かなかったので、今回のカードとあわせて解釈します。

デイリーガイダンスオラクルカードでは、原因を現すカードとして『Have Confidence 自信を持つ』、今取り組むと良いこととして『Creative Project 創造的なプロジェクト』今期の結果として『Cupid キューピッド』が出ていました。

前回の夏至のリーディングでは、高い場所から地上を照らす夏至の太陽は、隠していたことを白日のもとにさらすことが暗示されていました。その光は、あなたにとって本当に必要なもの、大切なものを表面化させるので、今後の見通しを立てるのに良い時期であること、それが何かわかったら、方向性にあわないものは切り捨てる強さを持つことが大切になるようでした。

夏至に入ってしばらく経つと、何がメッセージかがわかってきます。私自身もすべてわかってカードを解釈しているわけではないので、一度カードをひいたらそのあとはカードの内容についてどこかでずっと考えています。今回は「何を切り捨てる必要があるのかな」と思っていましたが、どうやらそれは「欲」だろうと気付きました。

それは本を読んでいたときの気付きでした。その本は、『あるがままに生きる』足立幸子著ナチュラルスピリット刊 です。何回も読んでいますが、今回気になったのは以下の箇所です。

ちなみに、著者の足立幸子さんは故人です。でも本に文霊が宿っているようで、何か自分に必要なメッセージがあるときは読みたくなります。なんとなく、持ち味がオノ・ヨーコと似た方です。生前は、いろいろ活動されていたようですが、個人のために波動をキャッチして、その方に必要な絵を描くことをお仕事として金銭を得ていた時期もあったようです。けれども、お客様としてくる方が「ある段階」まできたので、すぱっとやめたそうです。

ある段階とは、具体的には、「自分の足でしっかり立ち、外に一切頼らない段階」のことで、「自分の中に答えがある」と気付いた段階です。それなのに、グッズ類やお守りにこだわって頼っていたり、頼らせたりすれば、これからの時代の波動とあわなくなると考えたそうです。

『欲を出したらキリがないですから、直観で「もう時がきたな」と思われたらスパッとおやめになることが、これからは個人でもお仕事に関しても大事ですね。

欲でいつまでも ずるずるやっていますと、どんどん宇宙と不調和を起こしてしまいます。

落とし穴はたくさんあって、[お試し]は次から次へとやってきます。

地球上から肉体が消えるまでずっと「試されている」と思われたら良いくらいで、次から次へと [お試し]は来ますね。調和度があがればあがるほど、また更に[巧妙なお試し]があの手この手で来ますので、何か問題が起こったら「試されているんだな、その手には乗らないぞ」という感じで対処されたら大丈夫だと思います。

私にも甘い話とか、色々なお試しがきます。 油断すると、ついふらっと[お試し]に乗ってしまいそうになりますので、そうならないように気をつけています。

ですから今、怖いものは何もないのですが、[お試し]に乗ってしまいそうになる自分だけが怖いですね 。

ただ自分の中に欲の波動がまったくなくなってしまえば、そういう話も来なくなります 。甘い話が来る間は、自分の中に欲が残っているということだと思いますから、それも本当に自分次第で、全て自分ですね。

誰のせいにもできません。

自分には全く非がなく、どこから見ても相手のせいに思えるようなことも、[巧妙なお試し] とお考えください。

そういう状況を引き寄せたのもご自分から出た波動 なのです。ですから ここで「あの人が悪い」などと思ってしまいますと、ますます 荒い波動が出て、その波動にふさわしい状況がまた返ってきます。こういう時こそ、自分の中にある原因を見つけるチャンスです。

自分から逃げないで、自分をしっかり見つめてあげてください。

そうするだけで、今までのレベルから卒業でき、波動もうんと上がるのです。波動が上がれば上がるほど、どんどん こだわりがなくなって、ますます楽になっていって、直観はどんどん冴えてきて、答えはすぐ返ってくるようになります。「これはどういうことかな」と思ったら、すぐポンと閃くようになるのです』

足立幸子『あるがままに生きる』

長々引用したのは、自分のためです。

というのは、今回追加でひいたカードに『Make a Wish 願いをかける』というカードが出たからです。(画像右側)

こういうカードをひくと、つい、いろんな期待を抱えてしまいます。また、前回ひいた『自信をもつ』というカードでも同じですし、『クリエイティブ』という言葉も同じですが、これらの言葉を聴くと、なぜかとても現世的になる自分がいます。現世的というか、物質的になっています。見えない世界より、「見える世界がすべて」みたいな価値観に刷り変わっています。

『自信』『健康』『クリエイティブ』『夢が叶う』など、簡単に使ってしまうけれど、本来の意味からずれて解釈している言葉がたくさんあります。例えば『クリエイティブ』と聴くと、「作品作らなきゃ!」となったり、「自信を持つ」と聴くと、反射的に「今は何かが足りない。この状態は私にはふさわしくない」という思いがどこからともなく忍びこんできたり、「願いが叶う」と聴けば「宝くじでも買うか!」とえらく現世的になる自分がいます。それで元気になるなら良いけれど、最近この発想は、ただただ疲れます。きわめつけは、「こんなに疲れるなんて、健康に良いことしなくては!」と思ったり、本末転倒なことを繰り返しています。

今回の夏至は、以上のことは「必要ないこと」だったと気付かせてくれました。

同時に、私も含め、多くの人が「一番欲しいもの」に正直になっていないのかもしれないとも思いました。

夏至の気付きとして『奇跡とはエネルギー』『あなたに値する奇跡を受け取りたいならば、あなた自身を尊重する行動をとること』という言葉の意味がやっとわかりかけてきました。

自分の場合、この視点がなかったから、『自信』『健康』『夢が叶う』の意味を取り違えていたのだと思います。これらはすべて『奇跡』と同じです。また面白いのが、奇跡は期待とは違うので、自分が願っていないことも奇跡としてやってくるところです。

『奇跡もエネルギー』なら、まずは空の器にならないと受け取れないということなんだと思い至りました。そのためには「期待」という欲が一番邪魔になります。

数年前、亡くなった祖母とミディアム(霊媒)を通して話したら、「あんまり哀しんだり、嘆いたりしていると、エネルギーが違いすぎて近寄れない。今の存在の仕方は、決して生きている人にはわからない状態だけど、ちゃんと存在しているし、これからも旅は続く。生きているときに大切と思った物質的なことは、今となっては何の関心もない」と言っていたのですが、多分鍵となるのは「すべてがエネルギー」ということだったとようやく頭だけで理解するだけでなく、腹落ちしました。感情もエネルギーなので、暗い気持ちという周波数で幸せを願っても、幸せのエネルギーは近寄れないんだなと納得しました。

今回ひいたカード『願いをかける』は、自由になったユニコーンが描かれています。芒種(2023年6月6日~20日)のカードリーディングでは檻に入ったユニコーンでしたが、今は自由になっています。あなたは「判断を間違えなかった」ということだと思います。そのうえで、今大切なのは、前回ひいたカードである「キューピッド」のメッセージと思います。

私たちはあなたの心と精神に向け、大きな愛の波を送ります。この波があなたに宿る愛と呼応し、息吹きを与えます。

自らに宿る愛を育み、 祝福しましょう。

愛し愛されることに何の心配もない事実を自分に言い聞かせましょう。

感情的な傷はすべて天使に委ねましょう。

先ほど多くの人が「一番欲しいものに正直ではない」と書きましたが、多分「愛情」も同じです。カードの言う「大きな愛の波」を受け取れないため、自信がなくなったり、健康を感じられなくなったり、人生がつまらなくなったりするのでしょう。でも、今期は「19 犬」のカードが助けてくれます。

犬は人間にとって最も忠実な動物です。あなたの前に犬が現れる時、この特徴をあなたに伝えています。

あなたは最愛の人たちに誠実ですか ?

自分自身と夢に忠実ですか?

誠実な行動をとっていますか?

あなたはそのように振る舞うことがとても大切なのです。なぜなら幸運はあなたの友である忠犬と共にやってくるからです 。

あなたが参加する社会活動について、あなたは誠実なチームの一員ですか ?

犬は他者の誠実さを観察するという、もう一つの課題をあなたに与えます。もし 誠実でない人がいたら離れましょう。なぜならその人はあなたにふさわしくないからです。

このカードは、あなたがご自分を「奇跡」や「愛」を受けとるにふさわしい器として尊重する行動をとっているか尋ねています。多分それは、欲にかられた行動ではなく、もっと静かで充実感をもたらしてくれる行動です。

今期は強力な力が働いている期間なようなので、暗示される天の導きに従うのが大切なようです。

次回のカードリーディングは7月7日『小暑』になります。

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