今日は10月14日(金曜日)です。寒露期間は残すところ8日です。土用(季節の変わり目)に入るのは20日なので、その頃寒露期間を振り返るつもりでしたが、予想以上に気持ちが落ち込みがちなので、もう一度カードをひくことにしました。
前回のカードのメッセージによれば、寒露期間は今まで以上にネガティブな気持ちになりやすい時期でした。
大切なのは『行動doingではなく、ただ存在するbeing態度でいること』
『今までのパターンとは違う選択をする。それは今までとは逆の見方で人生を眺めること。外に向かってアピールするより内省することによって得られる気付きを大切に育てること』
が主なメッセージでした。
意識しているつもりでしたが、ここにきて、急に他人のことが気になったり、自信がなくなってきたりという流れが襲ってくる感じがしました。自分から力を奪う考え方が目白押しで迫ってきて、距離をとる難しさがありました。
けれど今までも、「これは自分だけが感じている個人的なもの」と思うことが意外と「メジャーな感覚」だったりするので、「力を奪われる考え方に捕まりそうになる」のを、多くの人が感じているのかも？しれません。
そこでカードのメッセージですが、画像をみただけでわかるのは「ゆっくり休息しなさい」(画像左側・エンジェルドリームオラクルカード)「浄化しなさい」(画像右側・フラワーセラピーオラクルカード)というメッセージです。
『Daydream 白日夢』のカードは、ゆっくり身体を休め、心を自由に遊ばせる時間を作ること。静かな時間をとり、想像力を使って人生を方向づけ、形づくり、見直すことを求めています。
そして白い薔薇のカードは『PURIFICATION 浄化』です。
今は身体を休め、あらゆる負の要素を浄化するとき。物理的にもいらないものは手放したり掃除をするのに良いタイミングです。
見えない世界のレベルでは、自分に向かってくる低いエネルギーを浄化することで安らぎを手に入れる時期になります。
そういえば今日、自室のちょっとした模様替えをして、洋服を手洗いしたり衣替えをしたら、心が軽くなりました。もし今つらい気持ちの方は、実際掃除をすると低いエネルギーが去っていく可能性が高いです。もしかしたら想像以上に世界は繋がっていて、どこかで戦いのエネルギーがあれば、負のエネルギーが強くなるのかもしれません。
ということは、個人がそれぞれの生活のなかで明るくて優しい気持ちが強くなれば良い影響を及ぼすともいえます。
暗い気分でいる場合、解決しなくてもひとまず夜は早く寝て、朝の太陽の光をあびるのも、シンプルですが効果があります。
それでも間に合わないくらい気分が落ち込む場合、休みをとって海を眺めに出かけるのもおすすめです。
具体的な方法は、海辺に腰を下ろし、目をつむります。波の音に心の波長、意識をあわせます。波は大体1分間に18回のリズムです。このリズムを身体で受け止めます。人の身体は自然のリズムに合うようになっていますから、自然と瞑想状態になります。思考からネガティブなものが消えていくように思います。
海に出かける時間もなく、夜も眠れない場合は、眠れなくてもいいので、ひとまずきちんとパジャマを着て清潔なシーツをひいたベッドか布団に身体を休めます。(シーツを洗うのは、思った以上に浄化になります)そして時計の針の音を聴くのですが、集中して聴くと他のことは考えられなくなります。
うまくいくと、一定のはずの針のリズムの間に深い静けさが潜んでいることに気づくときもあります。リズムが一瞬止まります。これは毎回ではありませんが、特に気持ちが落ち込んでいるときの方が気づきやすいです。おそらく欲望が薄くなっている状態がいいのかもしれません。欲は心を乱すことが多いので。
これは音霊法(おとだまほう)のひとつで、呼吸が深くできないときに使うと、いつのまにか呼吸が落ち着いてきます。ここまできてやっと調和とはゼロの状態とわかり、心が軽くなります。
今回は自分に効果があった浄化法についてたくさん書いてしまいました。
残りの寒露期間を乗り越えるには、心を乱す考え方に溺れないようにすることが何より大切です。私は自分が不幸な気持ちのとき、『なんだか酔っぱらっているな』とふと気づくときがあります。心を乱す考え方にはアルコールに似た陶酔感があるので、目を覚ますために意識して瞑想状態を作る必要があります。
瞑想は何も考えず『自然』とリズムをあわせるだけで、神経を整える行為というか、存在の仕方です。
神経をそのまま読めば神の経(みち)で、何もしないで神のような大きな存在に身を委ねるだけなのに、なぜか一番簡単なことを試すのも忘れてしまいがちです。
残りの寒露期間は、「一番簡単なこと」を試すのに絶好の機会です。
次回は二十四節気『霜降』10月23日になります。
コメント