小暑(2023年7月7日~22日)のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

明日は七夕で、この日から二十四節気『小暑』になります。小暑は二十四節気で11番目の節気です。小暑の前後に梅雨が明け、夏の太陽が照りつけてきます。暑さが本格的になる頃で、この日から立秋までが「暑中」で、暑中見舞いを出すときになります。

今回のカードは、三種類とも同じようなメッセージで、かなり具体的です。すべてが「受けとることと与えることのバランス」について警告を発しています。今回読み解ける内容はかなり具体的です。

まず、今期あなたは何かの集まり、それも複数の人が集まる場所に出かけることがあるようです。それは楽しい集まりで、喜びや幸せを感じるような展開になります。

もしあなたが最近、閉塞感や状況の犠牲者になったような感覚で過ごしていたならば、この集まりはあなたの気分を変えてくれる楽しいものになるでしょう。

ただ、小暑になったとはいえ、以前太陽は夏至の太陽と同じようにほぼ真上から強力に降り注いでいますので、地上に住む人間の隠れた部分や見たくなかった部分も照らし続けています。

加えて、今期、タロットでは「月」のカードまで出ていますので、その喜びの感情は一過性のものである可能性が高く、そこまで信頼できるものではありません。

もし「その集まり」が何らかの仕事や雇用と関わっている場合、対等ではない関係、バランスの悪い関係になる危険を感じます。説明不足や聞き間違いなどで結果的に損失を被ったりしやすいので、重要なことは必ず文面に残すことを忘れない方が良いようです。

もっと具体的に危険性を言うなら、お金を貸しても返してもらえない、頼んでもいないことをされて迷惑する、恩を仇で返されるなど、都合のいい相手にされてしまい、最後には関係が破綻する結果になりそうです。

なぜそのような関係に陥りやすいかというのは、画像上段左側『23 Golden Palace』逆位置と真ん中『39 Protecting Treasure』逆位置が表しています。

安全とはこうあるべきだとあなたが固く握っているものを手放してください。 今はエネルギーを無駄にせず大切にし、あなたの祝福を数える時期です。欲深さに引き寄せられそうになったら抵抗してください。みんなに行き渡るお金も若さも食料も住むところも十分なものがあるでしょう。恐れと不足による心の持ちようは、真の豊かさの流れを止めてしまうでしょう。

The Map Oracle Card

忠実な心を持っていない人たちに あなたの忠実な心を簡単に与えてしまうのですか?今は、あなた個人の忠実な心を評価し、彼らが本質に戻されつつあるのかどうかを識別する時です。

人間関係の中には便利だからという理由で築かれているものもあり、なかには 一方が相手側に対して有利に働いているものもあります。恐れを感じさせる弱さは相手に利用される状況へと導かれることになるかもしれません。

多分、人間関係のアンバランスは、あなたの意識的な選択によるもののせいかもしれません。

もしそうなら アンバランスな配置となっている状態の中で、自分が確実に傷つけられないようにしましょう。

もしある種の「守られている 避難所を見つけた」と確信しているのなら、そこには支払うべき代償があるかもしれない点に気づいてください。

また安心という幻想に至るために、何か自分を妥協させていないかを再評価する必要もあるでしょう。

自分の夢に正直になり、天使はあなたが最高善の道を進むために正しい人々を連れてくることを覚えておいてください。今は引き続き注意深くしていて、全ての人間関係とプロジェクトの中に、ギブアンドテイク を意識するようにしてください。微笑みを育てる広大な土地を手放してしまわないでください。

The Map Oracle Card

以上が解説書そのままです。

これを自分の言葉で解釈すると、人が集まれば、いろいろな不平不満が大なり小なり生まれるので、すべてが自分の期待通りに進むことはないものです。

とても楽しいことが起きると「もっと続いてほしい!」と願うものですが、あまりに喜びを感じすぎる状況というのも、あとで揺り戻しがあったりします。

昔何かの歌詞にあったように『幸せは多分 なにげなくて 満たされたときは 顔を隠す』もの。

危険じゃない幸せや喜びは、さりげなく、ありふれていて、意識しないと見落とすようなささやかなものですし、そこまで長続きはしないものです。むしろ長続きさせようと考えることが「欲深さ」につながるようにも思います。

今期何かの集まりがあるなら、あなたが注意すると良いのは、目の前の相手が本当は何を伝えているのか、話す言葉だけでなく、五感すべてで「感じる」ように聴くことです。

相手が話したことだけでなく、話していないことを聴くためには、頭だけ使うやり方は難しいです。よくあるパターンとして、相手がまだ話をしている途中から、自分が次に何を言おうか考えることがあります。でもそれは「聴きたいことしか聞いていない」ことになり、バランスの悪さを招きます。

どんなときでも、あなたが自分の中心に錨(いかり)をおろした状態で、持っているすべての感覚を使うことが『Trustworthy Guidance 信頼できる導き』(画像下段 右側)を受けとることにつながりそうです。

また、状況は刻々と変化するので、感情的になって物事を見誤らないこと、衝動的に行動しないことに気をつけた方が良さそうです。

明日は七夕です。七夕の行事にはいくつかの流れがあり、日本古来の七夕は、7月のお盆の先祖祭りにつながるもので、お盆の前に穢れを祓い清める行事だったそうです。(現代こよみ読み解き事典)

だから、七夕の日には、水浴びを大切な行事としたらしく、髪を洗ったり、子どもや牛、馬に水浴びをさせたり、墓掃除をしたり、井戸をさらったりしたそうです。

今の七夕は、短冊に夢や希望を書く日になっています。願い事をストレートに、正直に書くことも、それはそれで意味があると思うので、正直な自分の気持ちを覗いてみる1日にしてみるのも良さそうです。できれば水を使ってお掃除したり、いつもよりゆっくり入浴したあとだとささやかな願いなら叶うかも?

良い日々になりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました