秋分期間(2022年9月23日~10月7日)の感想

オラクルカードメッセージ

お彼岸も明け、今日から10月です。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉とは違って、昼間の暑さがいつまでも続きますね。

そんな日々のなか、昨日早生のみかんを買ってきて初物のみかんを食べたり、掘りたてっぽい里芋の煮物を作った時、まだ暑いとしても、夏は終わったなと感じました。

あと一週間で秋分も終わります。ただ、この期間は彼岸でもありました。個人的には、すでに秋分のメッセージは明らかになったように感じています。

今回ひいたカードは画像左側がサイキックタロットオラクルカード『ベースチャクラ』画像右側がデイリーガイダンスオラクルカード『Innocence 無邪気さ』でした。

まず、前回のリーディングを振り返ると、夏至から続く浄化期間(あらゆる面でお掃除の必要な状況)であるとともに、肩の力を抜き、リラックスすることが大切であること。今期に限らず、今後の人生は、あなたの心が一番喜ぶ選択をしなさいとのアドバイスでした。

それを踏まえて今回のカードをみると、お彼岸の浄化期間にベースチャクラ(脊椎基底部、尾骨周辺のチャクラ)に関係した出来事があったと思われます。

身体的には、背中が痛くなったり、腰が痛くなったり、或いはこのチャクラは副腎に作用し、身体が必要とするコルチゾンやアドレナリンを作り出すので、危険にさらされたような気持ちになったのかもしれません。

感情的には、不安、恐怖、怒り、苛立ちなど、なんらかの危機的な状況にさらされたときの気持ちと関係しています。

今期はゆったりした気持ちが大切でしたが、それがとても難しかったのではないかと思います。

お彼岸の期間、愛読書であるニール・ドナルド・ウォルシュ著『神とひとつになること』を再読した際、不安についての完璧な定義を発見しました。

不安は False Evidence Appearing Real 頭文字をとるとFEAR 本物らしい偽りの証拠と訳されます。

不安はその対象を引き寄せる。不安は強い感情(emotion)であり、強い感情(動くエネルギー energy in motion)は創造的だからだ。だからこそ、わたしは(この本では、作者のニールはメッセンジャーで、語りかけているのはニールの神さまです)「不安に思うことはない。だが不安そのものを恐れよ」と〈マスター〉たちに言わせたのだ。

不安なしに生きるには、人生の帰結はすべて完璧だと知ることだ。(中略)すべては完璧な結果になるから恐れることは何もないとわかれば、それまでは恐ろしいと思っていたことにまったく違った光があたる。闇ではなく、光のなかにあると見えてくる。あなたは不安を「冒険」と呼ぶだろう。

『神とひとつになること』

幸せになるのに必要なものは自分の外側にないこと、人も場所も、モノも必要なく、真の幸せは自分の中に見つかること。それを忘れたとき不安や恐怖が襲ってきますが、それは「本物らしくみせた嘘」と教えてくれています

画像右側の『Innocence 無邪気さ』のカードは、毒に満ちた感情を浄化することを勧めています。この流れで言えばその感情は、不安、恐怖、そして罪悪感と思われます。

個人的には、つい先日、一番好きな映画である『セントラルステーション』というブラジル発のロードムービーをテレビで見たとき、以前みたときと全く違った感想を持ったことに驚きました。

映画は、ブラジル、リオデジャネイロの雑踏の中で手紙の代筆業を営む初老の女性と、母親を交通事故で亡くした9才の少年が、会ったことのない少年の父親を捜す旅にでる話です。

と書くと綺麗な話みたいですが、この女性は身寄りをなくした少年を最初人身売買(臓器を売る)しようとするし、かなり「やさぐれている」女性です。

昔みたときは、「この二人の関係は一般的定義とは違っていても、私の中では純粋な恋愛だから、これは一種の恋愛映画だ!」と感動しましたが、今回みたら、やさぐれた女性に親近感を覚えました。最初観たのが10代だったので、私もその頃と比べるといろいろと草臥れたのでしょう…。

長々書きましたが、何を言いたいかというと、生きていると純粋さは必ず傷つくし、傷つけばもう二度と傷つきたくないから素直に心の声を聴けなくなります。

でもこの映画をみたら、イノセンスは無傷だし、いつからでも人はやり直せると思いました。

何かが失われたと感じて不安になるとき「真実としか思えないけれど、それは嘘の証拠」かもしれないと少し立ち止まってみてください。

また、ベースチャクラを安定させるには、身体のケアも大切なので、残りの秋分期間は心がけてみてください。

次回のオラクルカードメッセージは、二十四節気 寒露(10月8日)になります。

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