今日は9月20日(水曜日)、彼岸の初めの日である「彼岸の入り」になります。二十四節気で『秋分』は23日(土曜日)からはじまり、10月7日(土曜日)に終わります。
秋分は昼と夜の長さが同じになり、太陽が真西に沈みます。そのため仏教の西方浄土説と結び付きました。秋分は彼岸の中日でもあります。彼岸の終わりの日を「彼岸明け」といい、これは9月26日になります。暑さ寒さも彼岸までというので、少し暑さが和らぐことを期待しています。
今回カードを引いてみたところ、前回からの流れがまだ続いているという感想を持ちました。
具体的には、あなたには明確な形で人生のブループリント(誕生前に決めてきた人生の計画、青写真)が提示されているのに、あなたはどこかでそれに「気づかないふり」をしているか、抵抗しているようです。
タロットでワンドの5が逆位置で出ています。
このカードには争いや競争の意味があります。
ワンド(棒)のスートは火のエネルギーを表します。火は行動や楽観主義、冒険、競争を表します。
ウェイト版タロットでは5という数は困難と葛藤を表します。この要素が組み合わさると、ポジティブではあるけれど、方向付けされていない無秩序なエネルギーが今期を覆っているようです。
ワンドの5と同じ原因を現す場所にオラクルカードでは「痛みを癒す」カードが出ています。
38 痛みの癒し(逆位置)
あなたが誰かに与えたどんな危害も修復するように、と促しているメッセージです。
自分自身を正直に評価しましょう。
あなたは自分勝手だったり、強欲だったり、他の人に思いやりがなかったのですか?
過去にあなたに危害を加えた人に対して恨みを抱いていたのですか?
深く根本的な癒しを練習しましょう。解放されるために、癒しを知るために、自分の古い痛みを明け渡して、もう一度始めなければなりません。
自分自身を許し、 自分を愛することも重要です。 謙虚になって、自分の弱点を認めるようにしましょう。
人間の人格の不完全さを知りましょう。
The Map オラクルカード
このカードとタロットのカードで読み解けるのは、今期は無益な競争心に捕らわれないことが大切なようです。
『Manifestation Power 現実化の力』というカードも出ているので、表面上は威勢のいい「やる気」に溢れて行動した結果、「ワンドの5 逆位置」が現す争いやトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。それに対し愚痴をこぼしたり、恨みの感情に溺れてしまうと、ますます嫌なことが現象化してしまいます。
彼岸は季節の変わり目でもあり、今年のように猛暑が続くと、ただ「生きてるだけ」でも身体がくたびれています。
せめて今月が終わるまではエネルギーを無駄にせず大切にし、何かと戦ったり、心の中で葛藤したり、誰かや何かと競争したりすることをやめた方が無用なトラブルに巻き込まれないように思います。
あるいは、「過去の自分」と戦うこと、「昔立てた目標」に縛られていないか、少し立ち止まるタイミングかもしれません。
お彼岸は特別なタイミングだと思います。昼と夜が全く同じ長さということは、男性性と女性性、精神世界と現実世界など、対立する二極を統合する追い風になるかもしれません。
これからしばらくはどんな状況でも地に足をつけること、心と思考を平和に保つことで適切な行動ができるようです。
秋分後半には、天からアイデアや計画を受け取り、現実化していく流れもありそうです。あなたが癒されることが「地上に天国をもたらす」ことにもつながります。タロットでは結果の位置に「カップのエース」が逆位置で出ています。これは
肉体的、感情的、あるいは霊的に、自分自身に滋養を与える必要がある (レイチェル・ポラック『タロットバイブル』)
という意味があります。良い日々になりますように。
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