立春(2023年 2月4日〜2月18日 )後半のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

今日は2月11日、あと一週間で立春期間が終わります。この期間は自分を飾らずほっとする感覚で毎日を過ごすことが大切でした。また、全体を通して心に留めておくと良いことは以下のことでした。

生活がどれほど豊かであっても、自分の価値は決してあなたの持っているもので測られるのではない

自己価値は、あなたが何者であるか、自分の人生をどれほど自分らしく生きているか、どれほどの愛を他の人と分かち合おうとしているかによる

The Map オラクルカード『黄金の宮殿』

一週間たちましたが、あなたにとってはどのような一週間でしたか?

今回、前回引いた立春のカードリーディングをより深く理解するために追加で引いたカードは、

画像左側がゲートウェイオラクルカードで『Communicating Freely 自由にコミュニケーションする』

画像右側が今期のエネルギーをみるときに使うパスオブザソウルオラクルカードで『33 観音』が出ました。

「自由にコミュニケーションする」のカードは、

あなたの魂の声を感じ、聞こえるままに任してください。堂々と立ち上がって、あなたという存在の中心から話してください。そうすることで、あなた自身と他の人たちを癒すことができます。

という意味です。もうひとつは『観音』のエネルギーをもつカードで思いやりというのがキーワードになります。

あなたは自分に対するより他人に対する方がずっと優しくて寛大です。もっと自分自身に思いやりとやさしさを持つようにとのアドバイスのカードです。

今期を過ごすなかで、最初の頃は変な焦りのような感覚がありました。ただ、だんだんと、外でいろいろなことがあっても、いつでも自分自身の内側に入っていけば『黄金の宮殿』にいるかのような平和で豊かな感覚に戻っていけるんだなとふと気付きました。

先日たまたまテレビをつけたら映画『アバター』を放送していて、ほとんど終わりだったので詳しい内容はわからなかったけれど、自分にとっては目から鱗が落ちる出来事になりました。

アバターといえば、「全身が青い種族が住む自然豊かな星」に人間がやってきて目茶苦茶にしようとする映画です。(ざっくりいえば)

彼らは高度な知性で自然と共生して平和に生きていた。そこに地球環境を破壊した人間がやってきて…という、よくあるストーリーで、私はファンタジー好きなので観ていて面白くもあります。

ただ今回ふと気付いたのは「そこまで高度な存在だったら、そもそもこういう話にはならないんじゃないかな、ただ青いだけでこれじゃあ人間と変わらないのでは?」という疑問でした。祈りを大切にする『闘わない』彼らのために、人間の中では「変わり者」とされている者(映画の主人公)が英雄のように立ち上がり、「知性は高いが弱い者たち」を蜂起させて人間どもを追い払う…という結末でしたが、「これだったら、また人間が報復しにやってきそう…そしてまた同じ話が繰り返される」としか思えなかったです。

ちょうど、『ロード・オブ・ザ・リング』が三部作のラストで執着の源だった指輪を手放せたと思ってほっとしていたら、今度はロード・オブ・ザ・リングに至るまでの話を映画化すると聞き、『せっかく終わったのになぜまた戻る!』と怒ったときと似た気分でした。(その話が好きだから繰り返しているので、楽しい人は続ければ良いとは思います)

高度な知性を持つ植物や、そこに平和に暮らす人々の祈りの力は、尊いが無力なんだ…というように無意識に考えているのかもしれないとわかって驚きました。

自然や神のような大きな存在をもとに人生を生きても、たとえばネイティブアメリカンや日本ではアイヌの人たちのようなとんでもない目にあう…と無意識に考えているのなら、スピリチュアルな教えは生きる力にはなれません。

確かに「光と影の闘い」的なおはなしは面白いけれど、これではいくらオラクルカードをひいても、『doingよりbeing』と頭でわかっても、結局は『自分で何とかしなきゃ!神は素晴らしいけど、具体的解決能力はないし、そんなことは期待しちゃいけない。だから自分や自分の大切な人たちを守るためには行動しなきゃ!』という結論になり、同じパターンが繰り返される…。

と気付いたとき、自分にとっての変容は、もっと自分の中の神さまを信頼して生きることだなと思いました。

だから今回の追加のカードで観音のエネルギーが出たことは、闘いのエネルギーよりも観音のような思いやりのエネルギーが今期には必要なことを表していると思います。まずは自分に思いやりを与えることをこの一週間で意識すると良さそうです。

次のカードリーディングは2月19日雨水になります。

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