こんにちは。葉山 碧の館です。
2025年6月21日、夏至を迎え、季節は新たな光のフェーズに入りました。
夏至とは、一年でもっとも昼が長く、**「すべてが明るみに出る」**と言われるタイミング。
その前半には、ワンドの3(逆)とソードのナイトというタロットが出ていました。
足踏みのように見える「静かな準備」と、そこから一気に動き出す風のような行動。
立ち止まったからこそ、見えてくる道がある。
そんなメッセージを受け取った上で、今回は**夏至の後半(6/28〜7/6)**に向けて、
《The Enchanted Map》というカードデッキを使い、オラクルカードを三枚引きしました。
🔮 今回のカード
- 7番 Into the Unknown(未知の世界へ) 正位置
- 45番 Sad Embrace(悲しい抱擁) 正位置
- 48番 Wishing Well(願いの井戸) 正位置
🌿1枚目:今期のテーマ ― Into the Unknown(未知の世界へ)
このカードは、これまでの地図には載っていない場所へ踏み出すときに現れます。
これまでの経験や論理では捉えきれない流れに入っていくこと、
そして、自らが「道をつくる人」であるという覚悟が求められる時期です。
たとえ視界がぼやけていても、直感の灯は消えていません。
夏至の光は、「これまで見えていなかったもの」にスポットを当ててくれます。
🌊2枚目:今、取り組むべきこと ― Sad Embrace(悲しい抱擁)
テーマは喪失と手放し。
期待していた未来や、もう叶わなくなった夢、または今まで自分を守ってきた信念。
それらが役目を終え、新しい夢のために空間を空けるときが来ています。
悲しみは無理にポジティブに変える必要はありません。
むしろその感情をまっすぐ抱きしめることで、「癒しの雨」として心の土を潤すことができます。
それが、後の創造の種を育てる養分になるのです。
✨3枚目:この時期のギフト ― Wishing Well(願いの井戸)
3枚目に現れたのは、創造と受け取りの魔法を象徴するカード。
ここで初めて、「願い」の存在が浮かび上がります。
そしてそれは、もうあなたの内側で生まれつつあるのです。
けれどこの願いは、努力や計画ではなく、
信頼と委ねることによって芽吹いていく種類のもの。
井戸にコインを投げ込むように、あなたの願いをそっと宇宙にゆだねてください。
「いつ、どのように」ではなく、「それは起こる」と信じること。
まさに、夏至の後半は**“見えない力との共同創造”**の時間です。
🌼おわりに:静かに、でも確実に歩き出す
今回のオラクルカードが描いているのは、
「未知に踏み出し、別れを受け入れ、信じて委ねる」という、静かで力強い三拍子の流れです。
あなたの中の願いは、
一度静けさの中に沈み、
そして、
思いがけない形で花開く準備を始めています。
この夏至の後半、あなたの中の小さな希望が、
梅雨明けの陽の光とともに、少しずつ姿を見せてくれますように。
魔法の季節を、どうぞ大切にお過ごしください🍀
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