2023年 春分(3月21日~4月4日)のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

3月21日から二十四節気「春分」です。春分は祝日である3月21日の1日だけでなく、4月4日まで続きます。太陽の黄経が0度に達した日から15日間が春分です。時期的には春のお彼岸も入ります。

彼岸の中日である春分の日、太陽は真東から昇って真西に沈み、昼と夜がほぼ等しくなります。そしてこれから昼がだんだん長くなり、反対に夜は短くなっていきます。

カードを見ると、今期も逆位置ばかりで難しい時期ですが、同時に奇跡も起きやすいようです。

一番気を付けたいのは、タロットでソード(剣)のクイーンの逆位置が出ているところです。(画像中段 左側)

正位置のソードのクイーンには、痛みを経験したけれど、勇気を持って受容したという意味があります。悲しみを経験し、叡知を手にした大人の女性のイメージがソードのクイーンです。それが逆位置で出ていると、本来の「叡知」は影をひそめ、単なる不機嫌な人、自分のことで頭がいっぱいで、自分の意見をひたすらまくしたてるようなマイナス面が強調されます。

他のカードとの関連で見るなら、今期あなたが頭でいろいろ考えて期待で胸を膨らますのは、ちょっと危険です。世間では新しいはじまりの時期ですし、マスクも外せるし、スタートダッシュをかけたくなりますが、カードを見る限りそれはおすすめできません。

今期は感情的になりすぎるおそれがあります。抱いている夢がいつしか「妄想」になり、それに気がつかず、自分の考えに酔っ払ったまま行動に移してしまうと、トラブルになります。

『本当は必要でなく、欲しくさえないのに何かを買ってしまう』『守れない約束をしてしまう』のがカップのペイジの逆位置です。(画像中段 真ん中)

大人版「わがままで甘やかされた子ども」が抱くような願望は、がっかりする結果で終わりそうです。(画像中段 右側)

以上は、今やる気に溢れていて何かに追い立てられているかのような精神状態の人が気を付けることです。

今期は物事が自然に流れていくのに任せる時期です。(画像下段 真ん中)

あなたが本当に流れにそっているときは、物事を引き起こそうと奮闘努力する必要はありません。もし、あるべきところに収まっていない状況があるなら、放っておきましょう。今は正しい時期ではないのです。

もしあなたの人生の特定の分野においてスムーズな流れが来ていないならば、あなたはその結果をコントロールしようとしているか、あまりにも自己批判的になっているのかもしれません。

どのような障害物があっても、あなたはその周りを流れることができることをわかってください。そうするには感謝の気持ちを持ちましょう。 他の人たちやスピリットがあなたを支えてくれているので、そのまま身を委ねましょう。

今期は難しいと書きましたが、大きな流れを信頼すればいいだけなので、ある意味では一番簡単な時期とも言えそうです。

個人的におすすめするのは、過去のこの時期に自分が何をしていたか振り返ることです。去年のこの時期、あなたはどんな状態でしたか?その結果、どうなりましたか?

お彼岸は見えない世界とつながる不思議な時期です。そして体調に気を付ける時期でもあります。

私は毎年この時期は予定を入れたくなり、新しいことをはじめたくなります。しかし5月くらいには疲れてしまい「なぜあんなことをしたのだろう、春で頭がのぼせていたのか?」と後悔することが多かったです。それで今年は気を付けることにしましたが、よく考えてみると毎年同じ時期に同じようなパターンを繰り返しています。私の場合、最も気を付けるのは春のお彼岸の頃という結果だったので、多くの人も同じかも?と思って書いてみました。

・今期は注意深く「今」にいること。

・体調に気をつけること。

・4月の新しいスタートを演出する世間の流れに呑み込まれないようにすること。

・自分にも他人にも期待しすぎない、あえて予定を詰め込まないのが大切なようです。

良い日々になりますように。

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