2025年立秋(8月7日~22日)のタロットリーディング

オラクルカードメッセージ

🌾 立秋のタロットリーディング

暦の上では秋の始まりを告げる「立秋」。
とはいえ、現実の気候はまだまだ夏の熱気に包まれています。

そんな時期にふさわしい、心の中の“火”にまつわるリーディングが出ました。
使用したのはレイチェル・ポラックの「Dr.アポロのなんでもスプレッド」。

新しい情熱と、過去の未解決な選択。
揺れ動く中で、どこか静かに「向こう岸」へと舟を出しているあなたへ。

この立秋、
火を絶やさずに、自分の中の“女王”として生きること。
その大切さが浮かび上がってきます。

5枚のカードからのメッセージ、どうぞお受け取りください。

❶「知られしものよ」

【ワンドのペイジ 正位置】

小さな火は、希望の芽。
あなたの中で新たに灯った「やってみたい」「話してみたい」という衝動。
それはまだ未熟で、小さくても、立派な情熱の種です。

このカードは、情熱のメッセンジャー。
立秋という季節にふさわしく、
“風の変わり目”を察知して動き出す、若き精霊のような存在です。
あなたの中にある新しいアイデアやひらめき、
それを無視せず、火を守るように大切にして。


❷「知られざるものよ」

【ソードの2 逆位置】

本当は、もう「わかっている」ことがあるのかもしれません。
でも、あえて目をそらしていたもの。

このカードの逆位置は、停滞していた選択が揺れ動きはじめることを示唆します。
自分を守るための“思考のバリア”が解けはじめ、
感情のうねりや直感の声が聞こえてくるとき。

水面下での葛藤──それは「変化」の予兆でもあります。


❸「危うし」

【ペンタクルのエース 逆位置】

大切なチャンスを「価値のないもの」として見過ごしていませんか?

逆位置のこのカードは、
せっかく差し出されたチャンスや贈り物が、
恐れや不信感によって手放されてしまう危うさを伝えます。
「失うのが怖い」「持っていても意味がない」
──そんな思い込みに注意しましょう。

根源的な自己価値とつながることが鍵です。


❹「幸運よ」

【ソードの6 正位置】

今は、“橋を渡るとき”。
まだ過去を引きずりながらでも、未来に向けて漕ぎ出しています。

このカードは静かな移行期を象徴します。
一足飛びの成功ではないけれど、
あなたは確かに「重たい岸」」──つまり、過去の迷いや不安、慣れすぎた環境、あるいはもう心が軽やかでいられなくなった場所──から、静かに離れつつあります。

この“過渡期”そのものが、実は祝福なのです。
助け舟も、必要な人も、静かに現れているはずです。


❺「アクション!」

【ワンドのクィーン 逆位置】

情熱を他人に譲り渡さないで。

逆位置のワンドのクィーンは、
本来のカリスマ性や創造性が、
他人の期待や嫉妬に影を落とされている可能性を示します。

「自信がない」「私なんて…」という思いが、
あなたの美しさを隠していないか、問いかけてきます。
今こそ、自分の内なる女王を取り戻すとき。

あなたの火を、あなたの手で灯しつづけて。


🕯️ 全体メッセージ:

立秋の風は、
過去の迷いや保留にしていた選択を、そっと動かします。

新しい情熱の芽生えがありながらも、
自信のなさや過去の傷が、前進をためらわせるかもしれません。
でも、あなたはすでに“渡る舟”に乗っている。

自分を信じて、
誰かの光になる前に、自分の火を絶やさずに。

情熱の原点に立ち返ること
それが、この立秋の時期に必要な「祈り」と「行動」です。

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