今日は11月12日、冷たい雨の日曜日になりました。
前回の二十四節気『立冬』のカードリーディングでは、今は本質的な変化の最中でした。新しい何かがはじまるためには何かを終わらせる必要があり、それは失望や別れという形で経験する可能性がありました。
でも大切なのは、あなたが「もう終わった」と気落ちしたり、「すべて失くしてしまう」と思い込んでしまったとしても、それは真実とは違うということです。
たとえ表面上は順調でも、今まで乗っていた流れ(古い習慣、ライフスタイル、生き方全般)の方が、あなたが本来進むべき道から逸れていた可能性があります。何かが終わるのは軌道修正のために起こると考えられます。
前回引いた『The Map オラクルカード』では、「壊れた夢の島に住み、あなたが失ったと思っていたピュアな想いをすべて保管しているおばあさん」のカードが出ていました。
これは「あなたが昔思い描き、もう捨てたと思っていた夢は、見えない場所で今も完璧な状態で残っているので、希望を捨ててはいけない」という意味のカードでした。
同時に、捨てられた夢の管理者である彼女が住む「壊れた夢の島」への道は、あなたが繰り返している生き方のパターンではたどり着けないという意味もあります。
タロットでは『死』のカードが出て、今まで繰り返し、慣れ親しんできた「そのやり方」からは卒業することが今期のテーマというメッセージを伝えていました。
今回追加で引いたカードは、画像左側が『12 白鳥』このカードのキーワードは『変容・霊感を信じる』になります。
12 白鳥
このカードは次のステップへの移行を象徴します。みにくいアヒルの子が美しい白鳥になるように、やがてあなたに目覚ましい成長期が訪れ、すっかり 人生が変わることでしょう。
白鳥は「あなたは自分でも見違えるほど大きな変身を遂げるだろう」と言っています。最も重要なのは、あなたが心の中でこの変化を強く望むことです。 そのとき初めて、あなたの人生の鏡にこの上なく美しいものが映るでしょう。
白鳥は「さあ頑張りましょう。あなたは新しい自分が好きになるわ」と言い、さらに直感や霊感の導きを信じ、 究極の変化のプロセスを乗り越える必要があるともあなたに伝えています。
白鳥は女性神官の友で、アヴァロン島と現実の世界を隔てる霧を分かつ力を持っています。白鳥は女性神官のために湖にもぐり、人の目には見えない宝物を見つけることができるのです。
さらに白鳥はあなたに、全神経を集中して眺め、耳を傾けるよう念を押しています。そうすれば 全世界が魔法のように変わるでしょう。
コレット・バロンリード『The Wisdom Of Avalon Oracle Courage』
今回引いたカードは白鳥(画像左側)と菊の花(画像右側)という、立冬にふさわしいカードでした。白鳥のカードは、『究極の変化のプロセスを乗り越える』ためには、あなた自身が未来をコントロールしようとする態度ではなく、「白鳥」が象徴する高次元の存在が望む変化をあなたが受け入れることが肝心なのだと伝えています。その変化は具体的にどこからはじまるかというと、家族からはじまるようです。
Family Harmony 家族の調和
愛する人たちが強い柱となって支えてくれています。
愛に包まれることで過去の問題は忘れましょう。
家族間であっても意見が異なるのは ごく自然なことです。このときに学びとなるのは、まず癒し、そして再び同じ状況が起きないようにすることでしょう。
このカードは傷ついた感情を解き放ち 、協調することに意識を向けるよう示しています。親切心と思いやりで、愛する人たちと接するよう心がけてください。今日から始めましょう。あなたが変われば 周囲の人たちも変わります。 安らぎを求めれば、癒しの渦を生み出すことができます。
家族みんながより明るく、より強く、 そしてより楽しく日々を過ごせるよう、今ある問題を全て癒しましょう。
このカードはまた、天国の愛する人たちがあなたを見守りながら、より強くいられるようにしてくれています。天国から愛を送り、あなたの幸せを祈っているのです。
ドリーン・ヴァーチュー、ロバート・リーブス『Flower Therapy Oracle Cards』
前回引いたカードが、何らかの混乱した状況を表していることからすると、今回のカードはいい意味で意外なカードでした。引いて感じたのは、まず「綺麗なカード」ということです。カードからは「雪の日に感じるような静けさ」を感じます。
今期は、目にする現象で失望したり、身近な人間関係で傷ついた自分や、そのときの自分の思いの正当性を強調して苦しむより、心のやすらぎを第一の目的にして、地に足をつけた態度で日常を過ごすことが望ましいように思います。
次回のカードリーディングは11月22日『小雪』になります。
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