秋分後半(9月29日~10月7日)のカードリーディング

オラクルカードメッセージ

二十四節気で『秋分』に入って一週間経ちました。前回のカードリーディングによると、今は「区切りをつけるとき」でした。

季節の変わり目でもあり、体調に気をつけ、なるべく穏やかな環境に身をおくことが望まれますが、それはこれからの変化に備えるためという意味も含んでいるようです。10月に入ると、新しい動きがあるようです。

Movement 動き

このカードの道しるべは、生命のサイクルの一環として、万物が流転することをあなたに教えています。

それは引っ越しの前触れかもしれないし、 制約や待機から解放される合図かもしれません。

喜ばしいことに、変化の気配が漂い、あなたの世界に新しい動きが加わろうとしています。

それは、道を進めつつ視野を広げる時が来たことをあなたに知らせています。

あなたは現実的にも、精神的にも、未踏の異国へと旅立つかもしれません。今はそれを実行に移す良いタイミングであり、運気も上昇します。

万物は絶え間なく変化するミステリーの中で移ろう定めにあります。この動きは、負けてはならない試練をもたらします。

なぜなら過去を手放し、現在と未来の現実を受け入れなければ、前に進めないからです。

このカードの道しるべは、必ず物事が好転する前触れなのです。

The Wisdom Of Avalon Oracle Cards

前回のカードリーディングでは「慣れ親しんではいるけれど、今のあなたには役立たない古いものを捨て、新しい生き方をはじめなさい」というメッセージがありました。

加えて、今までのやり方では行き詰まるであろうことも伝えていました。あなたには到底そう思えなくても、あなたが抱えていた悩みの種はすでに解消されており、人生という旅路は、今まで持っていた地図には乗っていない新しい領域に入ったようです。それは本当は素晴らしい冒険のはじまりだけれど、変化への抵抗が大きいようです。今回引いたカードにもそれは現れています。

Open Up 開く

過去の悲しみは、感情を覆い隠し、 周りの人から自分を閉ざす原因になることがあります。それはさらなる痛みを避けようとするためです。しかしながら、閉ざすという行為は、エネルギーの自由な流れを遮断し、宇宙の力を邪魔することにもなります。あなたの中に何らかのブロックがあるか、あなたのエネルギーフィールドが閉じているかもしれません。

満足できる人間関係を手に入れようとする時、悲しみや恐れに邪魔されたことはありませんか?

アファメーションや祈りを使ったり、スピリットガイドに耳を傾けることで 、この閉鎖的なエネルギーを手放しましょう。

エネルギーフィールドを開けば開くほど、あなたは自分が欲しいと強く願うものをより早く手に入れることができるでしょう。

またコントロールしたい要求に気をつけてください。誰にも自己表現する権利は与えられています。自分自身をオープンにすれば、あなたは自分の人間関係が展開していくことを許せるのです。 頭を柔軟にして物事の流れに任せましょう。

サイキックタロット・ハートオラクルカード

「エネルギーフィールドが閉じている」とありますが、一言でいえば「心を開く」ことをすすめています。

前回から「心を開く」「過去の傷ついた経験を手放して心の扉を開き、変化を受け入れる」というメッセージが続いています。そして喜ばしいことに、今ならできる!というタイミングがとうとう来ました。

このカードは逆位置の方が良い意味を持ちます。上下揃った正しい位置だと、感情を内に留めて新しい可能性には目を向けていない状況を表します。4つ目のカップが差し出されていますが、絵の中の人物は気付いていないのか、腕組みをして受け取ろうとしていません。腕組みは心をガードしている姿勢でもあります。

このカードが逆になると、カップを手に取ることを強調します。現在の状況が何らかの「行き詰まり」をみせている場合、現状を打開するときです。それはリスクを伴っても、あなたに向かって差し出されている新しいカップを手に取ることです。カップが象徴しているのは感情、愛、思いやり、優しさ、直観などです。カップを手に取るとは、依然は無視した愛、あるいはチャンスに再び目を向けるという意味にもなります。

目新しいものや新しい可能性が訪れようとしている。それは、誰かと知り合う、新しいことを学ぶ、自分で新しい目標を立てるといった形を取るかもしれない。

虫の知らせ、予感、勘の的中といった体験の兆しとも考えられるので、充足感への新たな道を示してくれそうな直感や宇宙からの際に心を開いておこう。

アンソニー・ルイス『タロット事典』

今期は、はじめのうちは不愉快であったり、惰性で日常を送っている現状に対して不満でいっぱいな気持ちもあったかもしれません。でも彼岸も明け、新しいフェーズに入りました。安全と冒険の二者択一なら、冒険を選択するときです。今回も前回に引き続きアイリーン・キャディの『心の扉を開く』という本からメッセージをもらって終わりにします。

あなたは祝福されています

正しい態度ですべてを行うことは、本当に大切です。否定的な態度を持ち、困難や障害しか見えない状態では、意識を広げ、霊的に成長することはできません。

時間をかけて探してみることさえすれば、あらゆる状況に良い面があるのがわかるはずです。そして、全ての状況には、何か感謝すべきものがあります。心に愛がないと、自分の置かれた状況の素晴らしい面が見えず、周りの人たちにある善も、この素晴らしい人生さえも見えない 盲目の状態となってしまうのです。

あなたはどれほど祝福され、恵まれていることでしょう!でも あなた自身がこのことに気づき、受け入れる気持ちを持って感謝しない限り、目隠しをしたままさまよい、自分の運命を嘆き続けることになるのです。

自分を見つめ直す時間を取りなさい。

そして、もし自分が全く身動きできない状態にあると感じたら、その状況を変える一番手っ取り早い方法は、周りの人に何かを与え始めることです。人生はあなた次第です。あなたは自分の人生をどんなものにしているのでしょうか?

アイリーン・キャディ『心の扉を開く』聖なる日々の言葉 6.13

次回のカードリーディングは10月8日『寒露』になります。

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