小さなパフェの魔法

魔法のような日常

こんにちは。

葉山 碧の館ではこれまで、季節ごとのカードリーディングを中心に綴ってきましたが、
今日から新しく、「魔法のような日常」という小さなカテゴリをひらくことにしました。

庭の花、お茶の時間、おやつづくり。
誰に見せるでもない日々の中に、ふっと現れる魔法のような時間。

そんな日々のことを、ここに静かに書きとめていこうと思います。


魔法のような、普通の日常の記録|2025年5月4日(日)

連休のまんなか。
出かける予定は、とくにない。

昔の私は、疲れているのに無理に予定を入れていた。
「人生このままじゃいやだ」と焦って、出かけて、疲れて、帰ってきた。

でも今朝は、ふと考えた。
「何しようかな」

そのとき浮かんだのが――
チョコとバナナと、生クリーム。

あ、これ、あのときのクレープだ。
フランスの屋台で、チョコバナナのクレープを頼んだら、
おじさんが笑って「最高の組み合わせだね!」って言ってくれた。

だから今日は、先日焼いたシフォンケーキをアレンジして、
いちごとミントも添えて、小さなパフェみたいなおやつを作った。

それだけで、今日は十分だった。

窓の向こうでは、薔薇のつぼみがふくらんでいる。
まだ咲かないけれど、その“前の時間”もまた、美しい。

無理しないで、でもちゃんと嬉しい――
今日の“魔法”は、そんな時間の中にあった。

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