12月22日から二十四節気『冬至』期間に入ります。冬至は北半球で太陽の高さが一番低くなります。この頃から寒さも厳しくなりますが、太陽の力は日に日に強まっていきます。大晦日や正月も迎える期間のカードリーディングなので、来年がどんな年になるかも含まれるのではないかと思います。
今回使ったカードは、画像上段がThe mapオラクルカード、下段がサイキックタロットオラクルカードです。
The mapに関しては、逆位置が少なくなりました。タロットは、チャクラについてのカード二枚と「5 経済面・物質面での変化」(画像下段真ん中)のカードが出ました。
これはタロットではペンタクル(金貨)の5になります。タロットで5という数は、人生における困難を現します。ペンタクルが現すのは経済的、物質、肉体面での困難です。物質や金銭にまつわる変化、端的にいえば、お金や健康に関して不安になる要素を表します。
ただ、面白いのは同じ位置にThe mapでは『29 命を吹き返す』というカードが出ているところです。
いつもブログでは長々書いていますが、私がカードをひいてメッセージを読むときは、1分くらいで結論が出ています。
結論としては「気付きを深めれば明るい年になる」でした。今回は一枚ずつ詳しく意味をみるより、普段の自分のカードリーディングを言語化してみます。
冬至、および来年は、はじまりの年になります。
冬至は「一陽来復」。太陽の力がこれから強くなる時とはいえ、体感としては冬の厳しさを一番感じるとき。
同じように来年も、はじまりの年ではあっても、表面上は厳しい年になると思います。特に経済的には困ることもたくさんあるでしょう。お金についての認識を変えることを求められています。具体的には物事を決めるとき「お金で決める」やり方を手放すまで困難な時はずっと続きそうです。
お金は単なるエネルギーにすぎず、エネルギーの交換の一手段として扱い、行動できるかが問われています。
「世の中が不況になってもあなたが不況になることはない」
以前はこの言葉を聞いたとき、未来を予測して自分が困らないように結果をコントロールしようとしました。でもそれは「やらなければならないこと」をいたずらに増やし、忙しく、かえって不幸な気持ちになるだけでした。
「世の中は不況だ。お金に困ったらどうしよう、みじめになりたくない」という恐怖に捕らわれると、たとえいつもと変わらない日々であっても、勝手に暗いベールをかけてしまいます。
でも少し冷静になれば、『今』は何も起きておらず、困ってもいません。なぜ未来に不安になるかというと「これは良いことであれは悪いこと。良いことしか受け取らない」という考えが根底にあるからです。明らかに結果をコントロールしようしています。それは神、あるいは自然を敬うどころか、「神は私の僕になるべき!」と思っていることになる…と最近気づきました。
自分では信心深いつもりでいたので、あまりの傲慢さに驚きました。でも気づけたので、これから少しずつ生き方を変えるチャンスと捉えています。
不況であっても自分のエネルギーを整えることはできます。みぞおちにある第3チャクラ(ソーラープレクサスチャクラ)は太陽神経叢(たいようしんけいそう)のチャクラで、個人的感覚では魂が宿る場所です。このカードが出るときは、自分に力があると感じているかが問われています。
自分の中にいる神さまとつながり、自分への信頼感が強まることが、自分には力があると感じることに繋がります。すると他人の言動は気にならなくなり、自他の境界線もはっきりするので世の中の出来事に一喜一憂しなくてすみます。
エネルギーは太陽神経叢のチャクラで作られ、光になります。つまりこのチャクラが活性化すれば、存在するだけで光を与えられる人になります。また、太陽神経叢に力がつけば、サードアイチャクラ(第6チャクラ・画像下段右側)のカードが表す直感を受け取りやすくなります。これは日本では昔から知られていることで、朝日を拝む習慣は太陽神経叢を活性化させます。
今回唯一の逆位置は「4 場の精霊」(画像上段右側)で、結果をコントロールしようとしないこと、あるがままを受け入れることを求めています。
結果をコントロールしようとすればするほどますます困難な状況に陥る。これが冬至および今後の一番のメッセージです。コントロールしたいという気持ちを手放せば、未来は明るいようです。
良い日々となりますように。
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