立冬を迎え、秋の収穫のサイクルが完全に閉じ、
冬の静けさが本格的に始まりました。
今回のオラクルカード3枚は、
前回のタロットリーディング(ソードのペイジ/正義/恋人たち逆/ペンタクルの5/ワンドの6逆)と
ぴたりと同じテーマを示しています。
それは、
「完全さを手放し、幻想を見抜き、
本音を語る“新しい自分”へ向かう時間」
という、とても深い内的変化のプロセスです。
では、1枚ずつ丁寧に見ていきましょう。
🌙 1枚目(テーマ/原因):43番 「詳しく、詳しく」逆位置 — 完璧主義の手放し
このカードは
「完璧主義があなたを望む場所から遠ざけている」
と優しく警告しています。
完璧さにこだわると、
人生は「満たされない探しもの」になりやすい。
- もっとちゃんとしなきゃ
- まだ足りない
- 私はまだ準備ができていない
こうした思いは、一見向上心のようでいて、
実は私たちを「どこにも進ませない」力を持っています。
カードはこう告げています。
あなたはすでに、不完全さのままで十分に美しい。
今いる場所に“参加”するだけでいい。
これは、前回のタロットで示された
「正義(正位置)」=ありのままの自分を見る勇気
とまったく同じテーマです。
🌕 **ここで少し深い話:
ミソジニーと“完璧さ”の関係**
完璧主義の根っこには、文化的な影響が潜んでいることがあります。
**ミソジニー(女性嫌悪)**という言葉は、
単に「女性が軽んじられる」という意味だけではありません。
本質はこうです。
“女性の価値を低く見る文化の構造が、
女性にも男性にも入り込み、無意識の傷をつくること。”
なぜかというと、
すべての男性は女性から生まれるから。
母親自身が「女性は我慢するもの」「尽くすもの」と
文化的な影響で傷ついていると、
その価値観は子どもへも伝わる。
だからミソジニーは“女性だけの問題”ではなく、
男女どちらの心にも痛みを残す社会的遺産なのです。
その文化の中では、
- 私はもっと頑張らなきゃ
- 迷惑をかけないようにしなきゃ
- 誰かより優れていなければ価値がない
と、完璧さを追い求める癖が生まれやすい。
だから、今回の43番逆位置は
「文化の影から自由になるための扉」を開くカードでもあるのです。
🌙 2枚目(今取り組むべきこと):16番「救済」逆位置 — 救済の幻想を手放す
このカードは、
「誰かを救おうとする思い」「誰かに救われようとする期待」を手放すとき
というサインです。
- 私がなんとかしてあげなきゃ
- 私を幸せにしてくれる相手が現れるはず
- 誰かが私の痛みを癒してくれる
こうした気持ちは、とても自然なものです。
でもこのカードは言います。
その幻想を手放すとき、
あなたの心は自由になる。
そしてここで思い出したいのが、
SITHホ・オポノポノ創始者モーナの言葉。
「犠牲の時代は終わった」
これは単なる励ましではありません。
誰が犠牲になってきたのか?
外側の誰かではなく、
自分の内側にいるウニヒピリ(魂)が犠牲になってきた。
自分を置き去りにするとき、最も傷つくのは内側の小さな“自分”だった。
だからこそ、16番逆位置は
「自分自身を救い上げるとき」なのです。
🌙 3枚目(未来/結果):40番「指導者についていく」逆位置 — 本音を語り、リードする勇気
最後のカードは、
「あなたの願いを声に出していい」
と告げています。
40番逆位置は、
- 自分のニーズを語る
- 欲しい未来を明確にする
- 相手に分かる形で伝える
- 人間関係でも仕事でも、必要な対話をする
そうした“具体的な行動”が、
あなたを大きく前進させることを示すカード。
前回のタロットで「恋人たち逆位置」が
“関係の中でのすれ違い・罪悪感・自己否定”を示していたけれど、
その反対側にあるのが、この40番逆位置。
「優しさとは、沈黙することではなく、
正直に伝えること。」
このフェーズに立つあなたを、
カードが優しく背中を押しています。
🌟 **立冬後半の全体テーマ:
“犠牲の終わりと、声を持つ時代の始まり”**
3枚のカードをまとめると、こうなります。
- 完璧さを捨てる(43逆)
- 幻想の救済を手放す(16逆)
- 本音を語る勇気(40逆)
この流れは明らかに、
“愛されるために沈黙してきた時代の終わり”
“犠牲の物語の終了”
“声を持つことで癒える未来”
を指しています。
社会の中で、家庭の中で、
そして自分自身の内側で、
長い間続いてきたパターンが終わろうとしている。
だからこそ、今回のリーディングは
とても深い癒しと、未来への兆しを含んでいます。
🌅 立冬後半のメッセージ(まとめ)
あなたはもう、犠牲になる必要はない。
誰かを救うことで愛を確かめる必要もない。
あなたが本音を語るとき、
あなたのウニヒピリ(魂)はやっと光を浴びる。
いま起きている心の揺れ、
ふとした孤独、
満たされなさ――
それらはすべて、
古い時代の終わりが近いしるし。
冬は沈黙の季節だけれど、
内側では“新しいあなた”が静かに息をしている。
その小さな声に耳を傾けながら、
安心してこの1週間を歩いていきましょう。
次回のカードリーディングは11月22日「小雪」になります。


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