冬至後半 オラクルカードリーディング2025年12月29日〜2026年1月4日

オラクルカードメッセージ

年の終わりが近づくにつれて、
世の中はどこか慌ただしくなっていきます。

「今年のうちに決めておいたほうがいい」
「動かないと取り残される気がする」
そんな空気に背中を押されるように、
本当はまだ整っていない衝動を、
無理に前に出してしまいそうになる時期です。

けれど、今回のカードは、
その流れに静かにブレーキをかけてきました。

今回の冬至後半(12/29–1/4)は、

  • 締めくくり
  • 移行期
  • 次の年へ渡る橋の上

そのタイミングで出た3枚が、

  1. 詳しく、詳しく(逆)
  2. 方位磁石(正)
  3. 深い凍結(正)

これは、
「やり方を変えなさい」「でも焦って動くな」
という二重のメッセージです。


今回引いたカード

1枚目(テーマ・原因)
43番「詳しく、詳しく」逆位置

2枚目(現状・取り組むべきこと)
50番「方位磁石」正位置

3枚目(結果)
26番「深い凍結」正位置

前回の大雪・冬至のタロットリーディングでも
「急がない」「押さない」「勢いで決めない」
というメッセージが強く出ていましたが、
今回のオラクルカードは、その続きを語っています。


①「詳しく、詳しく」逆位置

― もう、詰めなくていい ―

逆位置で出たこのカードは、
完璧主義へのやさしい警告です。

もっと考えなければ。
もっと整えなければ。
もっと正しく説明しなければ。

特にこの時期は、

  • 今年をちゃんと締めくくらなきゃ
  • 来年の準備をしなきゃ
  • ちゃんと意味をまとめなきゃ

というように、無意識に完璧主義が出やすい

そうやって自分を追い立てていると、
「十分」という感覚が、どこにも見つからなくなります。

このカードは言っています。

あなたは、もう
今いる場所で十分です。

今は、すべてを理解しなくていい。
すべてを説明しなくていい。
すべてを決めなくていい。

年末だからこそ出てきやすい
「きちんとしなきゃ」という衝動を、
いったん緩めていいのだと。


② 方位磁石・正位置

― 地図ではなく、内なる北を ―

次に出たのは、方位磁石。

これは
「正解を探すな」というカードです。

お金、評価、成果、肩書き。
それらは、進む方向を教えてはくれません。

今、必要なのは
地図を読むことではなく、
内側の北を感じること

たとえ星の見えない夜でも、
自分の方位磁石が北を指していれば、
迷っているわけではない。

外の情報より、
内側の静かな感覚を信頼すること。

それが、この時期の「行動」です。

これは前回のタロットで出ていた

  • 教えを外に置いたまま進まない
  • 火をそのまま外に出さない
  • 水を通してから動く

というテーマと一致しています。

つまり今回の「やること」は、

❌ 今年を総括する
❌ 来年の目標を立てる
❌ 方向性を言語化する

ではなくて、

⭕ 方向を感じる
⭕ 静かな確信に触れる
⭕ まだ言葉にしない

こと。


③ 深い凍結・正位置

― 動かないことが、最善の結果 ―

そして今回も出ました、
「深い凍結」

けれどこれは、失敗や停滞ではありません。

深い凍結は、

・まだ咲く準備ができていないものを守る
・火が暴走しないよう、一度冷ます
・不要な衝突や消耗を避ける

ための、自然な冬の働きです。

今は、

  • 無理に結論を出さない
  • 無理に動かない
  • 無理に決着をつけない

それが、いちばん豊かな選択になる。

これはもう
「止められている」のではない

むしろ、

ここで止まれる状態に来た

という結果。

今回の流れで見ると、深い凍結は、

  • 失敗
  • 停滞
  • 後退

じゃなくて、

これ以上、余計なものを持って年を越させないための保護

前回のタロットでも、

  • 火の年(丙午)にそのまま突っ込まない
  • 感情の揺れをただ感じる
  • 言葉を慎重に扱う

と出ていました。

深い凍結は、
火が暴走しないための「冬」


「また『深い凍結』のカードが出た」意味

Deep Freeze「深い凍結」のカードは大雪後半にも出ました。12月中はずっとこのカードのメッセージが続いているようです。

  • 2025年の終わりは
  • 何かを完成させるためじゃなく
  • 何かを終わらせずに、保留のまま持ち越すため

の時間。

だから、

  • 無理にまとめなくていい
  • 無理に動かなくていい
  • 無理に納得しなくていい

この冬至後半は、
何かを始めるためではなく、
何も決めずに年を越すための時間。


衝動は悪いのか?

ここで、ひとつ大切な問いがあります。

衝動そのものは、悪いのでしょうか。

答えは、いいえ

衝動は、命の火です。
感性が生きている証です。

けれど、今回のカードはこう問いかけています。

その衝動は、
本当にあなたの居場所をあたためる?

穏やかさを残す衝動か。
平和を壊さない衝動か。
あとで、ちゃんと帰ってこられる衝動か。

もしその衝動が、
自分の居場所を荒らすなら——
今は、まだ使う時ではありません。


優しさとは何か

この冬至から始まる「行動」は、
勢いでも、正しさでもありません。

優しさです。

🔹 優しさは「押さない力」

今の時代は、

  • 決めよう
  • 動こう
  • 置いていかれないようにしよう

という圧が強い。

でも今回のカードは、ずっと一貫してこう言っています。

  • 詳しく詰めなくていい
  • 方位だけ合わせていればいい
  • 今は凍らせていい

これはつまり、

「まだ動けない自分」を
怠け者として扱わない態度

それが、優しさ。


🔹 優しさは「完成を急がないこと」

完璧主義は、一見ストイックだけど、
実はとても不親切なことが多い。

  • まだ形になっていない思い
  • まだ言葉にならない感覚
  • まだ温度が定まらない情熱

それらに対して、

「ちゃんとしなさい」
「形にしなさい」
「説明しなさい」

と言わないこと。

未完成のまま、存在を許す。

これが、今回のカードが言う優しさ。


🔹 優しさは「火をすぐに使わない知性」

2026年は火の年。
だからこそ、

  • すぐ燃やさない
  • すぐ表現しない
  • すぐ決断しない

という選択が必要になる。

これは臆病じゃない。
火を大切に扱う知性

カード的に言うなら、

ワンドの力を
カップの水で一度冷ますこと

それができる人だけが、
長く燃え続けられる。


🔹 優しさとは「自分の時間を信じること」

年末は「~しなければ!」と、焦って年を越す人が多いと思います。
それ自体は悪ではありません。

でもこのカードが示しているのは、

人の時間と、自分の時間を
同じにしなくていい

という態度。

  • 世間のスピードに合わせない
  • 今年中に何かを終わらせなくていい
  • 決まらないまま年を越していい

それを自分に許すこと。


だから、この冬至の「優しさ」とは

一言で言うなら、

まだ言葉にならないものを、
言葉にしないまま守る力

あるいは、

動かない選択を、
失敗と呼ばない眼差し


前回の記事に書いたこの一節、

情熱より先に「優しさ」で開く

これは、

(情熱という)火を持ったまま、
一度立ち止まれる人だけが
本当の行動に入れる

という宣言でもあります。


月の流れと重ねて

12月末、
牡羊座の上弦の月が
「動きたい衝動」を刺激しました。

そして1月3日、
蟹座の満月がやってきます。

蟹座の満月は問いかけます。

その火は、
あなたの居場所を守る?

外へ向かう前に、
内側の安心を照らす満月。

今回のカードと重なっています。

冬至〜年末年始の全体像

流れをまとめると、こうなります。

  • 冬至:火をどう使うかの予告
  • 上弦(牡羊):衝動が試される
  • 満月(蟹):その衝動を守る場所を問われる
  • その後:ようやく、静かな行動へ

だから今は、

焦らない人ほど、
正しいリズムに乗っている

時期。


この時期のまとめ

この冬至後半は、

  • 何かを完成させるための時間ではなく
  • 何かを決めるための時間でもなく

何も決めずに、年を越していい時間

方位だけ合わせて、
火は胸の内で静かに保ち、
必要なものだけを凍らせて(=無理に動かさない)守る。

それが、次の季節へ向かうための
いちばん自然な準備です。


衝動が悪いのではありません。
ただ、その衝動が
自分の居場所を荒らすなら、
今はまだ使うときではない。

静かな優しさが、
次の年への扉を開いていきます。

今年もありがとうございました。

良い年をお迎えください。

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