小雪期間(11月22日~12月6日)の感想

オラクルカードメッセージ

あと一週間で二十四節気の小雪が終わります。この期間は

感情的になりやすく、気づかぬうちに嵐に巻き込まれる可能性がある。

道の分岐点にある。次に取る行動について意識的な選択をすること。

健康に注意。生命力を奪うものは手放すこと。

が注意する点でした。

小雪期間、人を占ったり、自分を観察して感じたのは、小雪期間に感情的になるのは、疲れているので余裕がなくなっていることが原因のようです。

感情的というと、怒ったり、誰かと喧嘩したりすることがわかりやすいですが、その原因を探れば、自分が疲れているために気付かぬうちに「傷つきやすくなっている」ことがあるようです。

今日は11月30日ですが、昨夜は気温が高く、まるで春先のようでした。身体的には頭がのぼせます。今日もあたたかく、なんとなく落ち着かない気持ちになるのは、3月のお彼岸の頃の感覚に似ています。そして明日から12月で急に冷え込むらしいので、変化が激しいです。

東洋では、自然界を構成する目に見えない力を「気」と呼びます。物事は最初に「気」があって、次に「気」が形をなして現象として現れます。「気」があって地球ができ、地球があって人間ができたと考えるのが東洋の占いです。気は「天気」「人気(じんき)」「地気」にわかれ、天は天気であり、地は地気、天気と地気が人間に備わったものが「人気(じんき)」となります。それぞれが密接に関係しているので、天の気が乱れていれば、当然人間も影響を受けます。

今回追加でひいたカードでも、『15 エゴ』エンジェルタロットカード・画像左側、原型になったウエイト版タロットでは『悪魔』のカードが出ています。これは処暑期間(8月後半)にも出ました。

今回重視すべき意味は以下になります。

『このカードは、身動きできない感覚に満ちた状況(大抵の場合は自分が招いたもの)を反映します。行くべき道が完全に隠され、前に進む方法がなくなったような気になってしまいます。でもこれはもちろん幻影にすぎません。自分が思う程困った状況にあるわけではないのです。自由は、悲観から楽観への変化によってもたらされます。また、このカードは、俗世間的なものに気を取られすぎている人をしめすこともあります』

前回ひいたカードを思い起こすと、ソード(剣)のエース(1番)のエネルギーを使って迷いを断つよりも、同じくソードの持つ要素である「困難さ」「悲しみ」の方に焦点があたってしまっているようです。でもまだ小雪期間は終わっていないので、方向転換は間に合います。

今回ひいたもう一枚のカードでは『food 食べ物』が出ています。(画像右側・エンジェルドリームオラクルカード)が出ています。

これは食生活やライフスタイルの見直しも現しますが、今回大切なのは以下の点です。

『肉体と精神、そして感情を満たすものは、健やかな栄養状態と、穏やかな状況です。このカードは今のあなたの環境と人間関係の状況を見直すよう促しています。

あなたは自分自身で決めた習慣を消化しきれていないのかもしれません。

今の仕事で満足できるのか、時間をかけてよく考えてみましょう。仕事も家庭も、自分なりに評価してみましょう。あなたの肉体は健やかでない人々や環境に対し、物理的に反応しています。自分にとって本当の利益がもたらされる選択をし、自分を慈しむべきときがきました。』

解説書をそのまま抜き書きしたので、どれかピンときた解説があれば、それをもとに自分の心に問いかけてみると、エゴの仮面を外すのに役立つと思います。

前回も「選択する」というカードが出ていました。そして今回もエゴのカード、原型は「悪魔」のカードが出ています。悪魔のカードはなんらかの中毒性を意味します。そして1か月くらい前からペンタクル(金貨)が表す日常生活に関することについて選択するようにと繰り返しメッセージがあること、前述したように「自分で決めた習慣を消化しきれていない」というメッセージも出ていることを考えると、あなたが今「やらなければならない」と思っていることは、あなたの健康を損ねているというシンプルな答えにたどり着きます。

また、エゴのカードのメッセージと合わせると、その「やらなければならない」と思っている物事を、あなたはおそらく「自分のためじゃなく、他人のためなのだ」「これが自分の使命、役目だから」などという考えと結びつけている可能性が高いです。でもそれこそがエゴの仮面かもしれません。

冷静に鏡をのぞいて自分を眺めたとき、あなたは元気そうですか?もしかしたら疲れ切っていませんか?

何が自分のためになり、何が自分の害になるか、の自分自身の観察が、健康を保つ最上の知恵である。

健康も個性的なものである。誰も他人の身代わりに健康になることはできない。また誰も自分の身代わりに健康になることはできない。健康は全く銘々のものである。

健康は個性的なものであるとしたら、健康についての規則は人間的個性に関する規則と変わらない。―すなわちまず、自分の個性を発見すること、その個性に忠実であること、そしてその個性を形成していくことである

三木清『人生論ノート』健康について より

同じ本の中で三木清は『健康というのは平和というのと同じである。そこに如何に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。』と述べています。

私は人を占うようになり、人によって感じ方、考え方はこんなに違うのかと気付きました。

健康やライフスタイルについても、その人にとって何が一番快適かは違います。恋愛と同じで個人的な趣味嗜好が関わるので、正解はないといえます。正解がないということは、どれもこれも正解ともいえるので、ひとりひとりが自分の心と身体と対話しながら進めていくしかありません。

残りの小雪期間は、どういう生活の仕方だと自分は平和な気持ちでいられるのかを内省するのに良さそうです。平和と健康は、自分自身でしか実現できないので、探究しがいがあります。できるだけ休養をとり、自分を慈しむ期間にされますように。

次回は二十四節気「大雪」12月7日になります。

↑今朝の葉山森戸海岸。波の音を聴くと平和な気持ちになります。

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