― 砂漠の中の、小さな青い光 ―
雪が雨へと変わり、氷がゆるむ頃。
けれど春はまだ遠く、空気は冷たいまま。
雨水の後半に引いたオラクルカードは、
どこか揺れを含んだ並びでした。
🌧 全体の流れ
まず、前回のタロットリーディング(教皇逆・恋人たち・ワンド10逆・ソード3)で出ていたのは
- 固定観念がゆらぐ
- 選択を迫られる
- 荷を下ろす
- 痛みを通過する
でした。
今回のオラクルカードは、その「通過後」の風景を見せています。
🌀 28番(逆位置)
― 螺旋の途中 ―
「また同じことの繰り返しか」
そんな気持ちになることはありませんか。
以前、正位置で現れたこのカードが、
今回は逆位置で出ました。
これは、
「停滞」ではなく
「上昇のための再訪問」。
雨水のこの時期は、雪は溶けますが、完全に春ではありません。
また冷え込む日もある。
28逆は、
え、またここ?
なんで同じ感情が戻ってくるの?
という体験。
でもそれは
- 以前よりも一段高い位置からの再体験
- マスターになるための復習
です。
タロットのワンド10逆ともつながります。
「同じ責任パターンをまた繰り返すのか?」
それとも
「今回は違うやり方を選ぶのか?」
という問いかけ。
つまりこの時期は、動いているはずなのに、進んでいる実感がない。
決意したはずなのに、まだそこにいる感覚のとき。
けれどこれは停滞ではありません。
螺旋は円ではない。
同じ場所に戻ったようでいて、
実は一段高いところを通っている。
私たちは、完全に理解できなかったレッスンを
もう一度やり直すことがあります。
それは失敗ではなく、
習熟のための再訪問。
🌱 29番(正位置)
― 命を吹き返す ―
これは非常に強いカード。
停滞のように見えていたものの中に、
実は「脈」がある。
でも、ここが重要です。
焦って形を決めないこと。
前回タロットの恋人たちと対応しています。
選択はする。
でも「急がない」。
ワンド8のエネルギーを、
ソード3の静かな雨で冷ます感じ。
これは、
「コントロールを手放す勇気」。
夢を自分の都合のいい形に押し込まないこと。
あなたは“登場するだけでいい”
今回の並びの中心にあったのは、
小さな青い光。
このカードを見たとき、
ふと気づいたことがありました。
「あ、これは外ではなく、内側にある」
環境が整ったから芽吹くのではない。
現実が変わったから動き出すのでもない。
目に見えないところのほうが、先に変わっている。
まだ寒さは残る。
まだ不安もある。
それでも、自分の核の部分に
小さな灯があることを知っている。
それが“命を吹き返す”ということなのかもしれません。
🌫 31番(逆位置)
― 蜃気楼を見抜く ―
乾いた砂漠のような感覚。
ここではない気がするのに、
まだそこにいる。
けれど逆位置は教えてくれます。
今見えている景色がすべてではないこと。
ここが最終地点ではないこと。
幻想にすがらなくてもいい。
焦って答えを作らなくてもいい。
本当に自分に合う場所は、
もっと充実感を伴って現れる。
これは少し厳しいけれど優しいカード。
「今見えている答えは答えじゃない」
というサイン。
でも悲観ではない。
むしろ
今ここは仮の場所
という知らせ。
前回のタロットのソード3と対応しています。
痛みはある。
でもその場所にしがみつかなくていい。
そして教皇逆ともつながる。
「ここが正しいはず」という思い込みが溶ける。
🌧 雨水全体との統合
タロットは
👉 手放しと選択
後半オラクルカードは
👉 繰り返しの再解釈と、夢の再呼吸
つまり今は
「春に入るための最終的な調整期間」
無理に進まない。
でも後退でもない。
螺旋。
✨ 一番大事なポイント
今回のカード、28逆+31逆が示しているのは
「焦って答えを作らない」
29正位置が示しているのは
「命は勝手に芽吹く」
だから雨水後半は
🌧 冷静に見直す
🌸 でも希望は消さない
🌿 形を急がない
という時間。
🌧 雨水後半のメッセージ
前半のタロットでは、
「手放し」と「選択」がテーマでした。
後半のオラクルはこう続きます。
繰り返しているように見えても、
あなたは確実に進化している。
砂漠のように感じる日々の中でも、
青い光は消えていない。
無理に元気にならなくていい。
急いで変わらなくていい。
ただ、自分の内側にある小さな灯を
消さないこと。
雨はまだ冷たい。
でも、水はもう流れている。
春は、静かに近づいています。

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