🌾二十四節気『芒種』のタロットリーディング期間:6月6日〜6月20日

オラクルカードメッセージ

芒種を迎えます。

芒種(ぼうしゅ)とは、稲や麦の穂先にある「芒(のぎ)」を持つ植物の種を蒔く頃という意味を持つ節気です。

けれど実際の日本では、種まきというよりも田植えの季節。

昔は村中の人々が集まり、田植えを行う一大行事の時期でした。

そして田植えが終わると、今度は梅雨がやってきます。

植えたばかりの稲は、すぐには実りません。

雨の季節を過ごしながら、ゆっくりと根を張り、育っていくのです。

そんな芒種に現れた今回のカードたちは、

「人とのつながりの中で種を植え、過去の安心を手放しながら、まだ見ぬ未来を育てていくこと」

を語っているように感じました。

今回もレイチェル・ポラックの
「Dr.アポロのなんでもスプレッド」を使って見ていきます。


🌾今回出たカード

1枚目【知られしものよ】

カップの3 正位置

2枚目【知られざるものよ】

ペンタクルのクイーン 逆位置

3枚目【危うし】

ペンタクルの4 正位置

4枚目【幸運よ】

ソードのクイーン 正位置

5枚目【アクション!】

カップの6 逆位置


🌾知られしものよ

カップの3 正位置

最初に現れたのは、カップの3でした。

喜びを分かち合う人々。

祝福。

友情。

仲間とのつながり。

今回のカードを見た時、まず「芒種らしいな」と思いました。

田植えは本来、一人で行うものではありません。

村の人々が集まり、力を合わせて行う共同作業でした。

だから今回の芒種は、

「一人で頑張ること」

よりも、

「人とのつながりの中で始まること」

がテーマなのかもしれません。

誰かと語り合うこと。

協力すること。

喜びを分かち合うこと。

そんなところから、新しい流れが始まりそうです。


🌾知られざるものよ

ペンタクルのクイーン 逆位置

けれど無意識の領域には、少し違うものがありました。

ペンタクルのクイーン逆位置。

ペンタクルのクイーンは本来、

豊かさを育てる人。

現実を整える人。

地に足をつけて暮らす人です。

けれど逆位置になると、

その安定感が揺らぎ始めます。

大丈夫だろうか。

ちゃんとやっていけるだろうか。

失敗しないだろうか。

そんな不安が顔を出すことがあります。

人とつながりながらも、

心のどこかでは

「最後は自分で何とかしなければ」

と思っている。

そんな気配も感じます。

今回の芒種は、

外側では人と関わりながら、

内側では安心を求めている時期なのかもしれません。


🌾危うし

ペンタクルの4 正位置

その不安が強くなると、人は守りに入ります。

ペンタクルの4は、

守るカードです。

お金。

立場。

やり方。

価値観。

あるいは、

今までの安心感。

失いたくないものを強く握りしめるカードでもあります。

もちろん守ること自体は悪いことではありません。

けれど今回、それが「危うし」に出ています。

つまり、

守ることが目的になってしまうこと。

変化よりも安心を優先しすぎること。

そこに注意が必要なのでしょう。

田植えも同じです。

種を抱えたままでは稲は育ちません。

土の中へ植えなければならない。

未来へ向かって手放す勇気が必要なのです。


🌾幸運よ

ソードのクイーン 正位置

今回の幸運は、ソードのクイーンでした。

私はこのカードを見た時、

「梅雨の前の風」

を思いました。

ソードのクイーンは、

感情を否定する人ではありません。

むしろ、

たくさんの経験を経たうえで、

本質を見る人です。

感情に流されるのではなく、

真実を見る。

幻想ではなく、

現実を見る。

不安に飲まれるのではなく、

事実を見つめる。

だから今回の幸運は、

「何が本当に起きているのかを見ること」

なのかもしれません。

ペンタクルの4が握りしめているものを、

ソードのクイーンは静かに問いかけます。

それは本当に必要ですか?

その不安は事実ですか?

本当に守りたいものは何ですか?

そうやって、心を整理してくれる存在なのです。


🌾アクション!

カップの6 逆位置

最後に現れたのは、カップの6逆位置でした。

これはとても印象的でした。

カップの6は、

思い出。

懐かしさ。

過去。

安心できた場所。

を表すカードです。

けれど逆位置になると、

そこから少し離れることを求めます。

過去の成功。

過去の失敗。

昔の役割。

昔の自分。

それらを抱え続けるのではなく、

今を生きること。

今回の芒種は、

「未来へ向けて植える季節」です。

去年と同じ稲はありません。

去年と同じ雨もありません。

去年と同じ自分もいません。

だから今回のアクションは、

過去の安心を手放し、

まだ見ぬ未来へ向かうことなのかもしれません。


🌾芒種のコラム

田植えのあとに来るもの

芒種というと、田植えの季節です。

けれど田植えをしたからといって、

翌日に稲穂が実るわけではありません。

その後には梅雨が来ます。

雨の日が続きます。

空もどんよりします。

思うように進んでいないように見える日もあるでしょう。

けれど、

稲はその間も成長しています。

見えないところで根を張っています。

今回のカードを見ていて感じたのは、

人生も同じなのではないかということです。

私たちはつい、

結果を急ぎます。

早く実りたい。

早く答えが欲しい。

早く安心したい。

けれど芒種は、

「まず植えること」

を教えてくれます。

そして、

植えたら待つことも教えてくれます。

今回のカップの3は、人とのつながりの中で種を植えること。

ペンタクルのクイーン逆位置とペンタクルの4は、不安から守りに入りたくなる心。

ソードのクイーンは、その不安を見つめる知性。

そしてカップの6逆位置は、過去を手放して未来へ進むこと。

今回の芒種は、

「人とのつながりから始まり、自分自身との新しい関係へ向かう芒種」

なのかもしれません。

植えたばかりの稲を信じるように、

まだ見えない未来を信じてみる。

そんな季節が始まろうとしています。🌾🌿

🌿

もし今、

「これからどう進めばいいのだろう」
「自分が本当に育てたいものは何だろう」

そんな思いが心のどこかにあるのなら。

カードをひらく時間は、
未来を当てるためというよりも、
今の自分がどんな種を手にしているのかを見つめる時間なのかもしれません。

葉山 碧の館では、
タロットカードやオラクルカードを通して、
あなた自身の声に耳を澄ますお手伝いをしています。

植えたばかりの種は、すぐには実りません。

けれど、
今見えていないものも、
静かに育ちはじめていることがあります。

その小さな芽吹きを、一緒に見つけていけたら嬉しく思います。

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